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哲学者であり、同時にアナルコ・ギタリストとしても活躍する森元斎さんが、ウチガタリ・ユニット「点線」の1stミニアルバム『ちいさな』に向け強力なテキストをお贈りくださいました!
哲学者・長崎大学多文化社会学部准教授として多数の刺激的な論考を発表し続ける一方、アナルコ・ギタリストとして微炭酸、長崎製糞社などでも活動される森元斎さんが、点線 1st ミニアルバム『ちいさな』に向けた強力なテキストをお贈りくださいました。 以下、全文を公開させていただきます。ぜひ最後までお読みください。 点線について 森元斎点線という名前には創造的な妄想が膨らむ。理念的な点を無限小として捉え、微分を考案したライプニッツがいるかと思えば、ヘルマン・コーエンやザロモン・マイ
ウチガタリ・ユニット「点線」の1stミニアルバム『ちいさな』へ、気鋭の評論家コメカさんがうつくしいテキストをお寄せくださいました。
国分寺・早春書店店主でサブカルチャーを中心軸として鋭利な批評を展開するライターでもあり、テキストユニットTVODとしても活躍されているコメカさんに、点線 1st ミニアルバム『ちいさな』を巡るうつくしい原稿をお寄せいただきました。 とてもすてきな文章ですので、ぜひ最後までお読みくださいませ。 私たちは誰もが、「ちいさな」存在として生きることしかできない。どれだけカネを稼いでも、どれだけ権力を手にしても、どれだけ知識や文化に精通しても、ひとりの人間という「ちいさな」存在として