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読書とは友人に出会うこと

良書を初めて読むときは、新しい友を得たようである。
前に精読した書物を読みなおす時は、旧友に会うのと似ている。

(オリヴァー・ゴールドスミス)

オリヴァー・ゴールドスミスは、アイルランドで生まれ、18世紀に活躍したイギリスの詩人、小説家、劇作家です。今回は、彼の名言から読書について考えていきます。

「読書とは著者との対話である」と言われます。読書を通じて、私たちは著者と対話することができます。ページをめくり、言葉に耳を傾けることで、著者の思考や感情に触れることができるのです。

そして、著者の考え方や意見に触れることで自問自答が生まれることで、自分自身の思考や感情に変化が起こります。
 
それは、友人関係を築くことと同じだと言えるでしょう。
 
初めて出会って「あっ、この人とは気が合うな」と思うことがあります。そんな人とは友人として長い期間一緒に過ごすことになるでしょう。また、何らかの理由でしばらく会ってなかったとしても、会ったとたんに空白の期間が一気に埋まり、今まで離れていたことを忘れるくらい意気投合することもありますね。

もうすぐ夏休みを迎えるこの時期、あなたも本屋や図書館で新たな友人、もしくは自分の本棚にある本のタイトルを眺めることで旧友に出会ってみませんか?
 
そして、気に入った箇所があれば、それをノートに書き写すなどすることでさらに著者の思考や感情がより理解できることでしょう。

でも、なかなか本という友人を探しに行く時間がない。ピンとくる一冊に出会えない。
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