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津々浦々、馬中心設計。

『(方向音痴なこの私が迷わないための)仕掛けのサインデザイン』について考えることになったので、まずは自分がどうして迷うのか解明していく。

Tとは厄介なものだ。Tポイントはなかなか貯まらないし、Tシャツはあんななのに2,000円弱。例外なく、T字路はいつも私たちを不思議の国のアリスのような迷子にさせる。最近流行り(?)のTT兄弟もお手上げ。成仏しきれない。

迷宮へようこそ

T字路とは迷い子の温床である。1本道だと思ってぼけーっと歩こうものなら、突然として私たちを五里霧中にさせる。もう神様なんていないのかも。

例えば、さぁT字路の分岐点「あれ、サインがない…(焦)」「右と左どっち行けば良いんだよ!」ということはありませんか(そんな経験がないという人とは仲良くなれない)。
眉毛をハの字にして困り果てていると、さっき歩いてきた後ろの道でかすかに光るサイン。嘘でしょ。信じられない。道の脇に誰にも気付かれないようにサインが置いてあった(皮肉全開)。

この世から消えてしまえば良いのに

なぜそこに?私がまっすぐ前を見て歩いてきた道の脇?いやいや、私はロバでも馬でもない。目が前についているタイプの生き物。左右にこっそり置いたサインなんぞ気が付く訳がない。多分これは流行りの馬中心設計ってやつかも(違う)。

ヒヒーン

それなりに真面目に言語化するなら、これは『サインを見せる方向を絞りすぎている』悪いデザイン例である。
よく考えてみれば、例に上がった道の脇のサインは、T字路にある3つの人流のうちの1方向からは恐らく認識できない。要するに、気がつけるかどうかは運なんです。でも、運の使い所はそこじゃない。運任せになんてせず、より多くのユーザーと正対出来るようにサインはあってほしいもの。

ここならみんな見えるとおもう

結局のところ、サインは探すものであってはいけないみたいです。ユーザーが意識せずとも認識できるようになっているのが、おそらく理想的。
(私が)困ったときにさっと手を差し伸べられるようなサインであれば、オールオッケーって感じなんです(そのためには、やっぱり、Qが人間であって馬じゃないことはしっかり念頭に置いてほしい)。

突然、地球環境に変異が起きて「この世は馬に支配されました」なんて未来もあるかもしれないけど、とりあえず今は人間中心設計で大丈夫そう。




追録 お菓子は世界を救う。

It's a Sweet World. 甘いものがなきゃやってられない。今回のお供『しましまうまうまバー』。連日30度超えが続く今、こうやってアイスが美味しく食べられるのも地球温暖化の副産物か…悔しい。けどおいしい。

しまう…あれ、う…し…?

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