定年制がない会社でのキャリアプランと老後
・定年したらあれやろうこれやろうの概念がなくなる
・80歳の先輩からしたら自分はまだまだ小娘
・一緒に歳を重ねていく楽しみ
・働き盛りとパラダイスコース
定年したらあれやろうこれやろうの概念がなくなる
厚生労働省の定年制についてのデータを見ると国内1,000人以上の企業で定年制のない会社は0.2%とありました。全体でも4.7%!ということは95%以上の人が定年を前提に生きていることなります。テンポスグループには定年制がありません。年功序列ではなく成果主義のため、成果を出せなければ給料は下がります。ですので居るだけの高給取りや役員・役職者はいません。
(参照:厚生労働省 定年制 企業調査データ)
https://www.mhlw.go.jp/toukei/itiran/roudou/jikan/syurou/05/3-4.html
前向きに挑戦バリバリ働く「激流コース」と、会社の方針に従ってコツコツ働く「菊水(家に帰って菊に水をやるのを楽しむ)コース」を自分で選択します。
定年制がないということのメリットは「定年したら、あれやろうこれやろう」という概念がなくなることです。「老後の楽しみ」という言葉もよく耳にしますが、老後に楽しまなくても今楽しめばいいじゃん!なので“今”を生きている感覚が強いです。
大先輩からしたら自分なんて、まだまだ小娘
70歳、80歳で活躍されている大先輩を見ていると、私は43歳ですがまだまだ小娘なので人生これから!って感じです。20代は、もはや“孫”みたい。60歳でもまだまだ青年扱いです。
会社全体がそういうムードなので働いている人の気持ちがいつまでも若くてフレッシュ!
「私は歳いってるから・・・」とか「今からやっても・・・」が通じません(笑)
まだまだ若いんだからやれるはず!と思ってチャレンジできるのです!
一緒に歳を重ねていく楽しみ
世の中の95%の企業が定年制で自分の意思とは関係なく退職されている中で、定年制のない我が社は本人の希望次第で死ぬまで仕事ができるということになります。一緒に働いている人たちとおじいちゃんおばあちゃんになっても、「あの時は大変だったねぇ」なんて話ができるのってすごく嬉しいことですよね!物覚えも悪くなって「そんなことあったっけぇ~」なんて言っているかもしれませんが・・・
働き盛りとパラダイスコース
新卒や働き盛りで入った中途社員のキャリアプランですが、テンポスは全員に向けての義務教育と同時にその中で前向きで意欲のある人の抜擢を行っています。
何年目だからリーダーになるというのではなく、新卒でもガッツがあればどんどんチャレンジしてもらうので、飛び級も頻繁に起こります。ワオ!ですが昨日の上司は明日の部下かもしれないのです。
定年制なしを支える労働力はやっぱり若者!しっかり働いて稼いで会社に利益貢献します!
個人的にこの制度は「国づくり」にも似ているなと感じています。大先輩が若い頃に死に物狂いで頑張ってくださったおかげで今があるのですから・・・。開業から閉店までサポートしている事業モデルですが、それが働く私たちにも同じようにトータルサポートとして適用されているのかもしれません。
激流コースと菊水コースとは別に「パラダイスコース」があります。
ある程度の年齢を超えた従業員は、働く時間や日数を自分のペースに合わせて働くことができます。それも安心して長く働くうえで大切な制度といえます。
私自身も、40代をこえて健康にも少し気を付けるようになりました。
これから病気で入院することもあるかもしれません、それでもまた退院して復帰できて病気自慢なんかしあえる仲間と働けることが楽しみです。何歳まで生きられるのか分かりませんが老後の不安がありません。仕事の内容や立場は変わっても、少しでもお役に立てる場所があるならば、この世を去るその日まで働きたいと思っています。
今はテンポスドットコムを500億企業にする目標にむけて「3年で年商100億円に、社員の平均年収を1,000万円以上にする」を直近のゴールとして挑戦中です!
(まだまだ小娘と孫たちで頑張ってるので、応援よろしくです!)
2022.12.21
株式会社テンポスドットコム 代表取締役社長 品川 絵美(43歳)