通販事業への転機・転職
こんにちは。広報のピナツです。テンポスグループは10のグループ会社で構成されていますが、その中でもイケイケドンドンな会社が、通販事業及びグループのWEB戦略を担っている(株)テンポスドットコムなんです。そんなテンポスドットコムの社長の素顔をお届けするコーナー「品川絵美の社長修業記」の連載をスタートしました。今回は第一回目。それではどうぞ。
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Vol.1
◆通販事業への転機・転職
現在42歳、入社歴は9年、既婚で一人息子は中学一年生、夫は画家。
私は美術大学を中退し創作側から販売側へ転身。対面での営業や接客業を経て、独学で学んだWEBデザインを生かすべく通販会社へ転職、17年前は物をネットで買うのも珍しい時代で「通販の仕事って怪しい」「店舗を持たずに接客せずに物なんて売れない」という人も多かった。私は対面での接客時代お客様に恵まれており業績を上げることができたので、非対面で実対面のコミュニケーションを超えてみたい!と挑戦の意味もあって転職をした。
転職先は同い年、同性の社長ともう一人の従業員(すぐに退職)と私の3人のみ。通販サイトの月商も300万円ほどの規模からのスタートである。入社後は祖父が経営者であったこともあり経営書も多く読み、「経営者とはこうあるべき」に凝り固まっていた当時の私は、社長に多くを求めてしまった。2~3年して、ようやく社長だって100人いれば100通りなんだなと気づいた。世の中に、部下を育てる系の本は多いが、社長や上司の支え方の本はほとんどない。
当初はオークションでの売上げがメインだったが、楽天やヤフーショッピングへの出店を行い、自社サイトのリニューアルなどで退職時には月商1億までになった。サイトの運営管理、在庫管理、出荷管理、ギフトサービス、お礼状諸々、通販に関する一通りの実務や管理を経験できたのはとても良かった。当時は「全部私がやるんかいな」とへこたれそうになったこともあったが、社長が好きだったし、私は単純な性格なので喜んでくれるのが嬉しくて「一肌脱ぎまっせ!」で頑張れていたのだ。
その後、同じ事業ではなく通販会社の価値向上の事業構想をあたためていたので独立してスタートをきっていた。その矢先に、現創業社長(以降 上司)に声をかけていただき、現在私が所属する(株)テンポスドットコムの会議に週1回参加することになった。当時は、課題を見つけてここはこう変えようと伝えても、通販の経験者がいないため、自分が実作業をしながら教えるということを続けた。そうすると、自分の事業に割ける時間がどんどん削られていく。この時は、本当に悩んだ。悩んだ末に上司に相談したところ「品川さんのビジネスはまだ小さい種の段階なのだから、そのうちテンポスドットコムの一事業部としてやったらどうか?」と。またまた単純な私は、確かにテンポスドットコムの可能性は改善レベルだけでも相当なインパクトがあるし、何より業務メンバーの人間性にも惚れていたので、一旦集中してみようかと結論に至った。人の下で働くのはこれが最後と前職時に決めていたが、もう一人分頑張ってみようと思えたのは、「どこで働くか、いくらもらえるか」よりも「誰の夢を叶えたいか」が大きいからだ。統括マネージャーとして社員パート合わせて13名を束ねることになり、のちに、従業員は40名、売上は月商3億を超える通販サイトに成長していくのだが、これはまだ先の話。次号は「もう限界だ、その一」をお届けします。
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