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結局「人」として好きか嫌いかが営業成績に出る
これ、どのビジネスにおいても最も影響が大きいことだと思っています。
例えば、
・話がうまい
・しかも聞き上手
・知識もすごい
といった、普通に考えたら営業成績も素晴らしいだろうと思える人でも、全く成績が奮わない人もいます。
実際、僕が以前働いていた会社にもいました。
で、何が原因なんだろうって考えた時に出た結論が
「人」として好かれていない
こうなってしまうと、どれだけテクニックを駆使したところで何の意味もありません。ノウハウやテクニックなど全てを超越したものが、人として好きか嫌いかなんです。
好き嫌いなので、はっきり言ってしまえば人それぞれです。なので、仕方がない部分ももちろんあります。ですが、出来るだけ人=お客さんから嫌われないようにすることは可能です。
好かれる人と嫌われる人
友達や恋人を作るわけではないので、ものすごく好かれる必要はありません。嫌われさえしなければ良いだけです。
ということは、嫌われる人を知り、そうならないようにすれば良いだけの話です。
繰り返しますが、対お客さんなので、勝負は一瞬です。メラビアンの法則にもあるように、結局のところ見た目や話し方で決まります。
<メラビアンの法則とは>
メラビアンの法則とは、1971年にアメリカの心理学者アルバート・メラビアンが提唱した概念。話し手が聞き手に与える影響を、研究と実験に基づいて数値化したもので、別名「3Vの法則」や「7・38・55ルール」とも呼ばれる。
具体的には、話し手が聞き手に与える影響は「言語情報」「聴覚情報」「視覚情報」の3つから構成され、それぞれの情報の影響力は
・言語情報(Verbal)…7%
・聴覚情報(Vocal)…38%
・視覚情報(Visual)…55%
の割合になる。
では、一瞬で嫌われやすい人はどんな人かというと
・清潔感がない
・元気がない
はっきり言ってしまうとこのどちらか、もしくは両方に当てはまる人です。
もしかしたらあなたはもっと嫌だと思う人の特徴があるかもしれません。ですが、自分がお客さんとして考えてみてください。おそらく上記の2つに集約されるのではないでしょうか。
「清潔感がない」の中には
・髪型
・服装
・肌
・匂い
などが含まれています。
「元気がない」の中には
・目が死んでる
・表情がかたい
・声が小さい
・反応が薄い
などがあります。
自分がお客さんだとしたら、
接客してくれる人がダラシない服装で中途半端なヒゲの剃り残し、ボソボソ話す上に、こちらからの質問にも無表情であまり反応しない。
こんな人から商品を買おうと思ったり、サービスを受けようと思わないですよね?
中にはその場だけだと思って我慢する人もいるかもしれません。ですが、二度とそのお店には行きたくないし、お店は気に入っていたとしたら、その人がいない時に行こうと思うはずです。
結局のところ、人対人である以上は、「好き」か「嫌い」かが重要です。お客さんから嫌われたら、どんな良い商品やサービスを扱っていても売れません。
お客さんは一瞬で判断します。ですので、清潔感と元気だけは適当にならないようにしましょう。知識をつけるのと違って、自分で意識すれば今すぐにできることです。本当に重要な部分なので、適当にならないようにしましょう。