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私たちが動画を配信する理由

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園の動画配信に「てのりの」を活用している園さまに、動画配信をはじめたきっかけや園における動画の可能性を聞きました。
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#保育園

1日3~4本!アイデア続々!手間なく高頻度の動画配信を維持するコツ|原町みゆき保育園

東京都新宿区にある原町みゆき保育園。約160名の園児が通う同園の理念は「共に育ち合う~子育ての喜びを分かち会うために~」。2023年5月に「てのりの」の運用を開始し、園の様子を動画で配信してきました。その頻度は、各クラス1日3~4本。これまでにアップした動画は540本を超えます。今回の記事では、主任の伊山健志先生に高頻度の配信を維持するコツやそれによる変化を伺いました。 お試し感覚ではじめた動画配信が 保育ドキュメンテーションに原町みゆき保育園が最初に「てのりの」で動画を公

圧倒的動画数の秘訣 リアルタイム投稿で動画配信のハードルを下げる| ひより保育園

 静岡県駿東郡に位置するひより保育園。高齢者介護施設の企業主導型保育事業所として2017年に開園しました。高齢者介護施設とはガラス張りで繋がっており、日常的におじいちゃんおばあちゃんがいる環境が魅力的です。あたたかな雰囲気の中で人と人との関わりを大切にしている同園が動画配信をするきっかけとなったのは、コロナ禍で保護者との関わりが減ってしまったこと。圧倒的な動画配信数を誇る同園がどのように「てのりの」と出会い、そして動画を通して新しい人との関わり方を築いていったのか、お話を伺い

続けて分かった動画配信の良さ・幼小連携への取り組み|田原本町立北幼稚園

奈良県磯城郡にある田原本町立北幼稚園の金井文子園長に、動画配信アプリ「てのりの」の活用方法についての取材をしてから、6カ月が経過しました。 今回の取材では、保護者からのアンケートで新たにわかったこと、動画の工夫、小学校との連携など、その後の動画活用について伺いました。 (前回の取材記事はこちら!) アンケートからわかった保護者の感想当園では月2回程度、「てのりの」を活用して動画配信を行っています。動画配信を行ってから約半年が経ったため、保護者の方々にアンケートを行いました。

アップした保育動画は210本超!その中で一番効果の高かった動画とは?|和泉保育園

2022年6月時点で投稿した保育動画は210本超、保護者の登録数は700人、動画の累計再生数は1万2,000回という和泉保育園。東京都西東京市にある同園の菅沼園長に、動画配信アプリの活用方法、動画配信後の変化などをお伺いしました。 一番効果の高かった動画とは?特に反響があった動画は「2歳児クラスのお名前リレー」動画です。 2歳児といえば、やっと自分の名前を言えるようになるころ。そこで「〇〇です」と園児が自分の名前を言う動画を撮影しました。 このような簡単な紹介動画でしたが

スマホやITに不慣れでもスムーズに動画配信ができる!| むつみ保育園

 熊本県球磨郡のむつみ保育園が「てのりの」で動画配信を始めたきっかけは、毎年恒例のマラソン大会でした。「スマホの操作にもIT機器にも全然詳しくなかった」と語る那須副園長に、「てのりの」の操作性についてお聞きするとともに、導入の経緯や動画配信の効果などもお伺いしました。 「動画配信ってどうすれば?」からのスタート むつみ保育園でマラソン大会が実施された2021年11月。当日は、保護者も応援に来ていただく予定でしたが、あいにく朝から雨が降りそうな空模様に。そこで、急遽スタート時

園行事で大活躍!子どもの育ちを動画で配信|竜南こども園

2020年10月1日、幼保連携型認定こども園竜南こども園(静岡県静岡市葵区)では秋晴れの中、運動会の開会式が行われました。今年は、密を避けるため「学年ごとの分散開催」。そうした中で、「わが子ががんばる姿を見たい」という保護者の想いをどういった形で叶えられるか。同園は、動画配信アプリを使って保護者に園児の様子を配信することを決めました。 保育参観、親子遠足も中止 行事に保護者を呼べない状況の中で考えたこと 2020年4月~5月の登園自粛期間、竜南こども園では園児の3分の2が自

園児や保護者に!スマホ1つで始められるビデオレター|認定こども園真学園

認定こども園真学園(新潟県燕市)が動画配信に取り組み始めたのは、2020年6月。コロナにより、保育参観日や行事など、保護者が園に来て、参加するようなイベントが全くといっていいほどできなくなってしまったことがきっかけでした。 父の日のサプライズ 園児が歌う姿を動画で配信 毎年6月、認定こども園真学園では、父の日のタイミングにお父さんが子どもたちの様子を見に来れるような参観日を設けていました。  しかし、今年は3密回避のため、保護者の参観について当面の自粛を決定したばかり。保護

市内20カ園が協力!未就園児とのつながりを絶やさない|沼津市私立幼稚園協会

 未就園児親子が集まり、園庭で体を動かしたり、お絵かきや製作あそびをしたり、保護者同士が交流したりと、親子にとって欠かせない場所になっている「未就園児教室」。園にとっても、未就園児との大事なつながりです。しかし、コロナ禍では、園の開放が非常に難しくなりました。そんななか、沼津市私立幼稚園協会は、つながりを絶やさないために、市内20カ園が協力して未就園児親子に向けた動画づくりにチャレンジしています。 未就園児親子とのつながりを絶やさない 各園が協力して動画コンテンツづくり 沼

毎日が園内研修?動画配信の習慣化で変わる保育の質|とある神奈川県の幼稚園

 「2月28日くらいに『3月から一斉休校』と言われて、あんなにショッキングなことはなかった」。そう語るのは、神奈川県で幼稚園を経営する園長先生です。「子どもや保護者、教職員に光が必要」という想いから、園長先生自らが作詞・作曲した歌の弾き語りを動画で配信。休校を機に、動画に取り組むなかで見えてきた動画の力は、「子どもの変化の見える化」でした。 動画と写真の大きな違いは 前後の「変化」を見られること 動画と写真の違いは、「その前後の変化」を見られること。その変化の中には、子ども

動画は育ちをより鮮明に想像できる手段|幼保連携型認定こども園こずわ幼稚園(静岡県沼津市)

 2020年4月、新型コロナウイルス感染拡大に伴う登園自粛要請を受け、動画配信に取り組む園が急増。この波は自粛要請解除後も変わることなく、育ちの可視化や保護者への連絡、保育の質向上に役立てられています。 登園自粛解除後も動画活用 園の新たな可能性を探る 幼保連携型認定こども園こずわ幼稚園(静岡県沼津市)が登園自粛要請を受けたのは4月6日夕方、始業式を行った数時間後でした。  離れた場所で過ごす園児のためにまず取り組んだのは、YouTubeを活用した動画配信。最初の動画は登園