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私たちが動画を配信する理由

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園の動画配信に「てのりの」を活用している園さまに、動画配信をはじめたきっかけや園における動画の可能性を聞きました。
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2020年7月の記事一覧

市内20カ園が協力!未就園児とのつながりを絶やさない|沼津市私立幼稚園協会

 未就園児親子が集まり、園庭で体を動かしたり、お絵かきや製作あそびをしたり、保護者同士が交流したりと、親子にとって欠かせない場所になっている「未就園児教室」。園にとっても、未就園児との大事なつながりです。しかし、コロナ禍では、園の開放が非常に難しくなりました。そんななか、沼津市私立幼稚園協会は、つながりを絶やさないために、市内20カ園が協力して未就園児親子に向けた動画づくりにチャレンジしています。 未就園児親子とのつながりを絶やさない 各園が協力して動画コンテンツづくり 沼

毎日が園内研修?動画配信の習慣化で変わる保育の質|とある神奈川県の幼稚園

 「2月28日くらいに『3月から一斉休校』と言われて、あんなにショッキングなことはなかった」。そう語るのは、神奈川県で幼稚園を経営する園長先生です。「子どもや保護者、教職員に光が必要」という想いから、園長先生自らが作詞・作曲した歌の弾き語りを動画で配信。休校を機に、動画に取り組むなかで見えてきた動画の力は、「子どもの変化の見える化」でした。 動画と写真の大きな違いは 前後の「変化」を見られること 動画と写真の違いは、「その前後の変化」を見られること。その変化の中には、子ども

動画は育ちをより鮮明に想像できる手段|幼保連携型認定こども園こずわ幼稚園(静岡県沼津市)

 2020年4月、新型コロナウイルス感染拡大に伴う登園自粛要請を受け、動画配信に取り組む園が急増。この波は自粛要請解除後も変わることなく、育ちの可視化や保護者への連絡、保育の質向上に役立てられています。 登園自粛解除後も動画活用 園の新たな可能性を探る 幼保連携型認定こども園こずわ幼稚園(静岡県沼津市)が登園自粛要請を受けたのは4月6日夕方、始業式を行った数時間後でした。  離れた場所で過ごす園児のためにまず取り組んだのは、YouTubeを活用した動画配信。最初の動画は登園