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てのまびと

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2000年以降に取材をさせていただいた方々のなかから、語り継ぎたい物語をご紹介。その仕事と人生哲学を、忘れがたい言葉とともに綴るアーカイブ記事です。
運営しているクリエイター

#陶芸家

どんな作品も自身の肖像。

どんな作品も自身の肖像。

私の場合、自身が運営する出版業だけで食べて行ければそれが一番ですが、そううまくいった試しはありません。

だから、クライアント仕事、つまり他人様の制作物を受注してお金を稼ぎ、それを印刷代につぎ込んでは本を作るという自転車操業です。

クライアント仕事は、引き受けて楽しい企画のこともありますが、だいたいは正直、苦痛です。

それなのに、根を詰める性分が災いして、上手く手を抜けません。
他人の制作物で

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