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涙は、尊い

人は『悲しいから』以外の理由で泣くこともあるんだよ。

涙腺のロックが緩すぎていつでも泣いちゃう私もどうかと思うけど

「あれ?あれ?」
「なんで泣いてるんだろう、私」
そんなふうに涙がこぼれるとき、
きっとずっと
長いこと待ってくれていた自分と出会われているのだろうと思います。

親しい人にさえ打ち明けられなかった、気持ちや思い。
ずっとずっと人のために、人を思い、人に尽くして自分を後回しにして
自分がほんとうに望んでいることとは
ほど遠い位置に自分を置いてしまわれた方。

きっとそんなふうに生きてこられた方のほうが多いのだと思います。
かつての私もそうだった。

自分がしあわせでいることに
どこか申し訳ないような気持ちがあったり、
自分をしあわせにすることに許可を出すことができなかったり。

人が涙をこぼすとき
理屈や常識はそこにはなくて。

泣かない人が涙をこぼすとき
これまで自分をガードしていた
よけいな力は抜けている。

ずっとずっとはりつめていて、
ずっとずっと緊張したまま生きてこられたんだろうと思う。
緩ませ、解放して
そのことにはじめて気づくことのできる瞬間。

涙は、尊い。


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