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ここ最近の気付き。何点。

①アドレナリン
本屋をやると決めてから出来るまでの数ヶ月、ものすごくアドレナリンが出ていた。常に心が落ち着かず何かをやらないとソワソワしてしょうがない。店作りをモーレツなスピードで進められる反面、考え方や口調が攻撃的になる。喫茶店を作った時もそうだったので今回はかなり自覚的だったし、意識的に感情を爆発させていたが、落ち着いて考えるとやっぱり良くない言動が多かったなと反省。次回からは「心は熱く、頭は冷静」で居られるように努めよう。

②フォーム
年明けから喫茶店の手伝いをお願いしている子が何人か居る。皆同世代だが仕事の習得度合いや得意不得意は人それぞれ。だけど何と言っても見ていて1番面白いのは体の使い方。やたら肩を怒らしてナポリタンを炒めていたり、計量中に何故か背伸びをしたり、「何故そんな無駄な動きをするのか?」と最初は不思議に思っていた。

でも視点を1つ変えると、飲食業は肉体労働。つまり野球や空手、剣道と同じように1つ1つの行動に理想的なフォームがあり、それを伝えないといけないのかもしれない。棒を握る時に意識するのは人差し指ではなく小指とか、腕は横より縦が振りやすいとか、手足より先に体の中心から動かすとか、そういう事。疲れないために効率的な体の動かし方を伝える事が大事なのかもしれない。

③相対化 
本屋を作って改めて大事だなと思ったのは思考の相対化。青い小窓は「陽」で「予感」の空間。それに対して喫茶は「陰」で「余韻」の空間。どちらかに居続けるとその空間の意志を忘れてしまうけど、反対側から見るとその大切さがよくわかる。

やっぱり刺激的な時間の後には癒やしの時間があった方が幸福度は高い気がするし、もっと大きな視点で考えると僕は大きな流れの一部ではあるが、僕の目を通して世界を見ているから世界は僕のモノでもある。

そして大事なのは最終的に自分の意見を持つ事。色んな考え方があるという事実の羅列はChatGPTにでも任せておけば良い。自分の考えを人にぶつけ間違いを正し良い部分は伸ばしていく。そうして磨かれたものこそが本当の意味での「自分」なのだと思う。



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