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VS 内転筋 ーなぜTHA後に緊張が高まりやすいのか?ー


介入の前に言語化を

THA後にやたらと股関節内転筋の緊張が高くなっているケース多く経験しませんか?

実際にこういったケースでは、この過緊張が痛みや股関節外転制限に直結しています。

では「なぜTHA後に内転筋が過緊張状態に陥りやすいのでしょうか?」きちんと言語化できますか?

「術中に殿筋群が侵襲されるから…」「屈筋群の出力が落ちるから…」このあたりの苦し紛れの回答がちらほら聞こえてきます。

では、なぜそれが内転筋の過緊張と結びつきますか?ここまで深ぼられるとどうでしょうか?言葉に詰まりませんか?

現象としては当たり前だけど、原因を追求せずに介入にあたってしまっているなんてこと心当たりありませんか?

これはこのTHA後の内転筋過緊張だけに限った話ではありません。

言語化できていない現象への介入はただの対症療法となってしまい、根幹を潰せていないかもしれません。

このままではいつになっても改善しません。

ということで、今回はTHA後の内転筋過緊張について、その原因を推察していきたいと思います。

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