筋緊張の緩め方 ーPIRの有効性を神経生理学の観点から考えるー
筋緊張を緩めるには、リラクゼーションやマッサージ、ストレッチなど、多くの方法があり、セラピストはその中から対象者に見合ったものを選択している現状かと思います。
そのなかで個人的によく用いている方法が PIR(post isometric relaxation)です。直訳すると、等尺性収縮後弛緩となります。
詳しくは後述しますが、どの年齢層に対してもリスクが少なく、理論さえわかっていればどの筋に対しても用いることができるという点から、非常に重宝しています。
今回はそんな PIR について、そもそもどういったものなのか?なぜ筋緊張が緩むのか?PIR だけで事足りるのか?など、すぐに臨床で実践できるような形で深ぼっていきます。
少しでも臨床のヒントになっていれば幸いです!!!