[テニス] 「予測」の大切さ
こんにちは宇田です🎾
この写真ですが、なんとお客様が手作りで
作ってくださったバレンタインです。
凄すぎます。笑
しかも私だけではなく、スタッフの分まで…!
恐れ入りました。
今回のテーマはこちらです。
「予測する事の大切さ」
テニスは、プレーするうえで
大切な優先順位があります。
①予測
②判断
③動き方
④打ち方
の順番です。
結論から言いますと、
「テニスは打ち方を最初に気にしても、相手がいるスポーツなので、どんなボールが来るか予測が出来なければ、勝つことはできない」というものです。
ただ、これは日頃の練習から鍛錬することが出来ますので、習慣作りが大切になります。
予測の仕方について、3つに分けて大切なことを考えていきましょう!
①自分のボールを打った瞬間
から予測は始まる
私たちは知らず知らずのうちに、「打った瞬間」
から予測を開始しています。
分かりやすい例は、
シャンクの時(ガシャって打った時)は、「ボールが甘くなりそうだ」とか、「アウトしそうだ」という考えが脳裏を
よぎると思います。
「ボールどこいった!?」という方もいるでしょう。笑
その瞬間に、もう予測は始まっています。
これは、上達すればするほど、少し当たりが悪くなるだけで
「この当たりはボールが浅くなる。自分のポジションを少し下げておこう」
強打がうまく行った時は
「いい当たり!相手の態勢も崩れている!
前に詰めてネットプレーで仕留めよう!」
という段階的な予測が出来るという事ですね🎾
ここで最も大切な感覚になるのは、
「自分のガットにボールが当たる感触」と
「手のひらで感じる感覚」になります。
日頃のラリー練習から、当たった感触に敏感に
なりましょう。そこから次の動き方が変わってくるはずです。
②打ったボールの軌道によって
予測をする
ボールを打った感触の後は、ボールの軌道を見て
予測を立てます。
自らムーンボール(深い位置に打つボール)を打ち、「攻撃される事はない」と判断が出来れば、
安心してポジションを取れますよね。
ただ、これも注意しなくてはいけないのが、
「相手の態勢を見なければいけない」という事です。
ムーンボールを打ったものの、回り込む体勢を
していては、安心できません。
ディフェンスのポジションを取り、カウンターを狙える位置まで予測をするなり、常に次の一手を考えながら予測を立てましょう。
③ボールのバウンドによって
予測をする
ハイバウンドなのか、低く沈む、滑るボールなのか。それぞれ相手のリアクションも変わってきます。
これは、相手も同じです。
相手がスライスを打つと、軌道によっては体勢を低く取り、しっかり繋げるよう予測を立て打つ動作に入ります。
相手のその態勢を見て、また自分自身は「相手がしっかり打てる体勢なら切り返しが来るかもしれない。ポジションを真ん中に戻しておこう」と
次の予測が立ちます。
このように、テニスは常に「予測と判断」が
めまぐるしく行われているスポーツなのです。
しかも、個人競技になるので、日頃からの自分自身の習慣が試合で差をつける事になるでしょう。
まとめ
①予測は、「ボールがラケットに当たった瞬間」から始まり、「ボールの軌道」、「ボールのバウンド」によって判断する事をまず徹底する。
②ボールの動きが見えてきたら、今度は相手の体勢(どういう動きをしているか)を見て予測を立て、自分の立ち位置を変えなければならない。
(ポジショニング)
③ 予測、判断はプレー中にめまぐるしく変化し、常に意思決定をしなければならない。
迷っている時間はないので、失敗してもトライし続ける事が大切。
練習は打ち方、動き方についつい目が
行きがちですが、
「ネット上を通して相手とボールを打ち合うスポーツである」というテニスの概念を忘れないよう、予測と判断を日頃から意識して練習しましょう!
では、また次回よろしくお願いします🎾😊
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