感情のコントロール方法
こんにちは宇田です🎾
今日のテーマは
感情のコントロールについて
なぜ、プロテニスプレーヤーはラケットを
破壊するのでしょうか?
なぜ、審判に抗議するのでしょうか?
なぜ、記者会見等で運営を批判するような発言を
するのでしょうか?
答えは「何らかの理由で怒りの感情が抑えられず
それを発信している」からです。
これはプロだけではなく、一般プレーヤーにも
共通する課題です。
プレーが上手くいかず、物にあたる。
ペアに対し、怒りを露わにする。
感情的になり、プレーの質に影響が出る。
こういった「怒りの感情の発信」を
コントロールする方法を3つご紹介します🎾
怒りをコントロールする事で、前向きになり、
目の前のプレーに集中し質の高い戦いが出来るでしょう。
①自分にも味方にも期待をしない
なぜ上手くいかないと焦ったり感情的になるかと
いうと、「自らへの期待値が高く、味方に求める物も高い傾向にある」からです。
ただ、これは自らの努力量=期待値となりやすいので、ある程度は仕方がありません。
プロに関して言うと、自分を支えてくれている
コーチ、トレーナー等チームのメンバー、家族に
背中を押され、自己肯定感が保たれている中で
期待値は上げざるを得ませんよね。、
いい意味で、「期待しすぎない」事は
「失敗しても次こうする」という備えであったり、思い切りのいい攻め方が出来ますよね。
②ベストなプレーをする事を心がける
これは、「100%完璧なプレーをする」という
事ではなく、「現状置かれた今の自分の状態で、ベストなプレーをやりきる」と言うことです。
そうすると、「今の自分に出来る事はやった結果」と、ワンプレーを割り切ることができます。
期待しすぎない+常にベストなプレーを心がける
この2つを抑えるだけで、心の持ちようは
大きく変わってきます。
③「怒りはあってもいい」と捉える
これは、「怒りの方向性を間違えてはダメ」という私の持論です。
上記2つの点を注意していても、人はどうしても
感情的になる生き物です。
そこで、「怒りの感情を、どこへ向かわせるか?」を考えます。
道具や人に当たるのではなく、自分の戒めに
しておけば、自分で処理することが早くなります。
「なぜあのミスをしたのか?」
「同じミスばかりしている。改善する為の手段は?」
「また大事な場面でミス。結果はどうであれ、内容が悪い。試合の後はこういう練習をしよう」
などと「怒り」を放出して相手に見せてしまうのではなく、「自分の欠点の改善」として処理しようとする心掛けが大切になります。
これは感情のコントロールで最も経験値を必要とするため、習得には日頃の習慣が大切になります。
だから、怒りはあってもいい。
その代わり、怒りを向ける矛先、方向性を間違えてはいけない、と理解しましょう。
まとめ
①自分にも相手にも期待しない。
悪い意味ではなく、いい意味で、「現状をいい方向に持っていくのはあくまで自分自身であるため、何かに頼るのは感情を自ら揺さぶる事になるため、控える。
②常にベストなプレーをする。心がける。
急激な上り調子は基本やってこない。日頃の練習成果を、今の現状パフォーマンスに落とし込み、発揮する事が全て。
それが上手くいかなくても、今できるベストなプレーをし続ける事が大切。
③怒りはあってもいいと捉える。
怒りは良くも悪くも自分を戒めるきっかけになる。そのため、物や人に当たるのではなく、自分の考え方や行動をいい方向に変えるきっかけとして捉える。
現状、全ての感情をコントロールするのは不可能に近いですが、内的なもの(自分の行動)に関しては自分の考え方によって改善できるものが多いです。
考え方に余裕を持って、テニスも私生活も
感情のコントロールをしながら有意義にして行きたいですね。
では🎾
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