トレーニングの3原理とは
こんばんは宇田です。
ITFを回る選手達とのヒッティングの時間が増え、自分の運動能力も向上させなければと、最近はトレーニングを欠かさず行っています。
今回は多くのトレーニング著書や解説書に書かれている「トレーニング3原理」について書いていきます。
正確にはトレーニングは
「3原理5原則」として
提唱される
この原理原則は、いつ誰が提唱したものか定かでは無いそうです。ただ、現在までに多くのスポーツ研究者や指導者達がトレーニングの基本理論としている事、再提唱されていないことを見ると必ず理解しておく必要があると言うことです。
・3原理とは、そもそも人間が体を鍛える為のトレーニングとはこうであると言うこと。
・5原則は、個々の選手の目標や目的(ゴール)を明確にし、練習スケジュールやメニューの頻度を年齢や個人の身体能力に合った内容で実施する事でスポーツの特性や個人の特技を伸ばしながら、技術向上や競技力の向上、目標達成する為の原則です。
①過負荷の原理
(適正負荷)
ある一定の負荷をかけなければ効果は出ないと言うこと。例えば、毎日5kgのダンベルでは5kg以上の効果は出ない。ボールを打つ数、動く量、心拍数、スピードなど適正な負荷をかけなければ効果は無い。
②可逆性の原理
(継続)
トレーニングの継続性のこと。練習やトレーニングで得た効果は休みが続いたり止めると元に戻る。身体機能の向上には継続的な練習と適度な休息が必要。休みすぎると効果が出ない。
例えば10km走ったとしても、1ヶ月後には同じように、あるいはそれ以上のパフォーマンスは出せない。
③特異性の原理
(部位)
当たり前ですが、練習やトレーニングを行った部分だけに効果が出る。スクワットをすると下肢部分に効果があり、サーブ練習するとサーブで使った部分だけに効果がある。それ以外は無い。
「当たり前の事」を継続して、
適正にトレーニングする。
まとめると、これらの3原則は素人の我々でも考えれば分かる当たり前の事です。
ただ、原則に従い、トレーニングやオンコートの動きを「ルーティン化」出来るか。
これは人によって難しいところです。
朝早く起きて、体を目覚めさせてからジムに行く、仕事帰りにジムに行く。それぞれですが、多忙なスケジュールでも、小さな積み重ねで効果は絶大です。
ぜひ、皆様のパフォーマンスアップにお役立てください😊