「テニス」スキルの2大要素
こんにちは宇田です🎾
トップ画像のように、
稀におしゃれにスタバで作業したりします。笑
スタバの良いところは
・店員さんが丁寧で接客が素晴らしい
・個別席で電源、wi-fiが繋がる
・平日の昼間は作業されている方が多く
「自分も頑張らなくては」と思える
デスクワークが苦手で皆無な私でも、
優しい環境がありがたいですね。
今日のテーマはこちらです。
「オープンスキルと
クローズドスキル」
テニスをされる方は、一度は聞いた事があるかも
しれません。
※専門用語ですので、少し記事が長くなります。
結論から言いますと…
「オープンスキル」
絶えず変化する外的な状況に対応して発揮される
スキルの事。
これはすなわち、
相手の状態、ボールの位置によって動作を選ぶ時に発揮されるスキルなので、テニスは常に発揮しなければいけません。
(例) ストローク、ネットプレー全般
サッカー、バスケットボール、バレーボール
柔道や剣道もこれらに含まれる
「クローズドスキル」
外的環境はあまり変化しない状況で発揮される
スキルの事。
これは「同じ状況」「決められた動作」で
発揮されるもの。相手が関係ない場合で、
「自分がどう動いたか」という身体についての
感覚的な認識が重要となる。
(例) サーブ、チャンスボールの場面
他競技であれば、体操、陸上、水泳、スキーや
スケート等、タイム競技に発揮される。
では、これらの違いを理解して、上達していく
為には、何を行えばいいのでしょうか?
簡潔に、分けて書いていきます。
オープンスキル上達のための
4つのステップと方法
初心者の方々の練習は、「どう打つか」という
練習が多いです。
ただ、実際のゲームでは「相手の事、戦況を踏まえながらどこに、どうボールを打つか」が大切になってきます。
この考え方がオープンスキルですが、
上達の為には「4つのステップ」があります。
①知覚
②意思決定
③実行
④評価
以上4点です。
知覚… 飛んでくるボールを判断や予測によって
見分ける能力
意思決定… 「何をするのか」をどこへ
どのようなボールを打つのかを決定する
実行…ショットを打つ良いテクニックが必要
評価…ショットが良かったかどうか、また効果的であったかどうかを自分で評価する
4点+αで、「フィードバック」を行い、
自分自身と指導者でさらに確率させる必要性が
あります。
クローズドスキルは
技術・反復練習が命!
私が思うクローズドスキルの定義は
「誰にも邪魔されない場面でのショット」だと
思っています。
だからこそ、チャンスであり、相手から先手を奪う大事な機会であると考え、その分1人でも
練習が出来ますから、やった分だけ自分にいい結果で帰ってきます。
サーブ練習は、レッスンが始まる前、終わった後
どちらでも構いませんが、1かごくらいは練習する事をおすすめします。
クローズドスキル上達のカギは
「ショットの精度を上げる」事です。
テニスコーチから見た
オープンスキル上達のカギ
テニスには「5つのゲーム状況」があります。
※下記はシングルスにおいての状況です
①サーブ
②リターン
③グランドストローク
④ネットプレー
⑤パッシング です。
テニスコーチはこの5つの場面を常に想定し、
メニューを作成します。
プレーヤーが上達する為には、それぞれの状況と
場面を理解し、何の為に練習をしているかを理解
する事が大前提になります。
レッスンの最後の方は、ダブルス形式練習を
主にやったりしますが、その時の戦術的にも技術的にもオープンスキルに当てはめて考えながら
頑張って練習すると、きっと上達しやすくなります。
まとめ
①テニスのプレー中は大きく分けて
戦況を踏まえながらプレーするオープンスキル、
自分がどう打つか考えてプレーするクローズドスキルがある。
4つのステップを正確に踏んで、抜け目のない上達を。
②クローズドスキルは地道な反復練習が命。
やった分だけ上達します。その後のオープンスキルの精度(行動しやすさ、選択のしやすさ)に
変えていけます。
③テニスコーチは5つの戦況を踏まえて指導に
当たっており、プレーヤーがレッスン内容を理解した上で行うと効果は倍増となる。
今回は少し長くなりましたが、専門書を
読んでいる気持ちで読んでみてください。
ありがとうございました🎾
Instagramもよろしくお願い致します。
では🎾