メンタルトレーニングに関して③
こんにちは。
またまた、久しぶり過ぎる投稿になってしまいました。地道に活動しています。
前回の記事2つはこちらからご覧いただけます。
今回は、メンタルトレーニングの具体的な応用です。
シュミレーションの大切さ
イメージトレーニングは技術力の向上だけではなく、心理的なプレッシャーを克服するための方法としても利用します。
重要となるのは、実際の試合の場面を出来るだけ
正確にシュミレーションするという事です。
出来るだけ多くの情報をイメージし、ミスを犯しそうな場面を思い描き、それらを克服(コーピング)する事が大切です。
試合で自分の心理状態をコントロールする為に
思い描くイメージには、以下の6つの要素があります。
①競技場の雰囲気を想像する
会場の光景や、音、観客席の様子、観衆のどよめきなど、試合をしている場面における周りの状況を想像します。
②試合に臨む前の感覚、ルーティンを確認する
本番を直前に控えた時の自信の気持ちや、集中力を高めるために行なっている自分なりの儀式を確認する事で、スムーズに試合に入り込める。
③試合で求められる様々な技術をこなす自分の姿を想像する
パフォーマンス向上のためにサーブやスイングなど各競技に求められる具体的な技術を、こなしているイメージを持つ。
④集中力を妨げる要素とそれを克服
するための方法を理解する
例えば風が強い等の悪コンディションや、相手のトリッキーなプレーに加えマナーの悪さなど、事前に天候や相手の情報を仕入れるなど、それに伴い対処法を用意する。
⑤試合のポイントでリラックスしている自分の姿を想像する
試合を決めるような重要な場面でも、冷静に試合運びをしているイメージを行う。
上記のようなルーティンを行い、リラックスさせている自分を想像する
⑥危機的な状況を想定し、その場面
でのプレーを実行している姿をイメージする
ピンチであっても、想定しておいた戦略を実行し、上手く実行できている自分を想定する。
ピンチは自分の視野を狭めるため、焦りや恐怖に支配されない為に、最悪の状況を想定して動く事が必要。
まとめになりますが、イメージトレーニングとは
日々の練習そのものから重ねて作られる自信や良いイメージから質が向上していきます。
練習日誌とまでは行かなくとも、振り返りやシートなどを活用し、試合までに心理的状態をピークに持っていくための調整法を習得することが大切です。
ご覧いただき、ありがとうございました😊