オールドメディアVSニューメディア
近年インターネットの発達により、テレビや新聞や雑誌などのメディアに加えてインターネットという媒体で人々に情報を与えるようになった。
エンターテーメントなどの世界ではだいぶ前からインターネットは情報の主流の1つになりつつある。
しかし政治の世界では未だにテレビや新聞がメインの媒体となり、日本の政治家自身もインターネットを上手く使えている政治家は少ないように感じる。
テレビや新聞のメディアそれぞれの政治家や政党の発言や考えを全て伝えることは出来ない。
つまり何処かを省略したり、切り取ったりして報道するわけである。では、どのような基準で報道するのだろうか?私は主に2つの基準があると思う。
1 単純に視聴率が取れるか?
2 その報道は自社にとって営利的な視点から見てメリットがあるか?
このような視点からすると営利目的の中でテレビや新聞はある偏った報道やストローマン論法を使用して視聴者や読者に自分達に都合が良い報道内容しか流さないことは至極真っ当な成り行きになりといえる。例を挙げるならば、京都アニメーションの放火事件では、「事件の全容をより明らかにするため」という理由で、家族が望んでいない実名報道をした。一方で自局の不祥事に関しては、匿名で役職のみを報道するなどが挙げられる。
話を政治とメディアの関係に戻すと、今までのオールドメディア(新聞やテレビ)は政治家の話の一部を切り取って国民に報道してきたが、現在のニューメディアであるYouTubeやツイッターなどのSMSは自分の伝えたいことをほぼ際限なく発信できる。トランプ大統領はフェイクニュースと言ってマスコミを嫌って自分の思想を切り取られないように、ツイッターで自分の思想を積極的に述べている。イギリスのボリスジョンソン首相はyoutubeで発言をしてる。日本で見るとNHKから国民を守る党の議員は立花党首を筆頭に自分のメディアで際限なく自分の情報を発信している。
またニューメディアは今までは報道されていないオールドメディアの悪い点を報道して、オールドメディアはニューメディアの品の無さを否定している現状です。今後はテレビや新聞の情報とインターネットの情報をどちらが信憑性がある媒体と判断されるのだろうか?
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