⭐️Japanese Brothers in US Classroom#19;可能性が広がるーアメリカ現地校の算数
おはようございます。黒ひょうママです。2人の息子は、プレスクールから高校生まで、2度の渡米で合計10年間、週5日間アメリカの現地校に通っていました。帰国して3年少し経ちますが、そんな日々をみなさんにおすそ分けしようとNOTEを書いています。
アメリカで教え方がおもしろいなーと思った授業が色々ありました。
今日は、その中から小学校の算数の教え方をご紹介してみたいと思います。
テネシー州に暮らしていた頃、子虎が5歳でキンダー(小学校0年生です)に入り、はじめての算数の勉強がはじまりました。
日本では、足し算を習い始めるとき。
問題、答え
1+1=2
2+1=3
3+1=4
という感じですが、
アメリカでは、
問題;「答えが5になる計算式をかきだしましょう」
答え;「1+4、10-5、2+3、1+1+1+1+1、105-100・・・」
そして、答えの数も∞、何個回答を書くかは、自由なのです。
算数がすきだった子虎のノートには、大きな数字の引き算も含め沢山の答えが書いてありました。
算数が好きな子は、どんどん答えを追加して、授業の時間中、考えつづけることができます。
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算数が苦手な子も、1つずつ足すというシンプルな答えはみつけられるかもしれません。
みんな違ってみんないいのです。
今は、日本でもこういう視点の算数の授業されているかもしれませんが、私が小学生だったころは、問題に対して答えは1つというのが、通常でした。
確かにいろんな答えが生み出されると、子供同士も隣の子の答えを見るのも刺激的でワクワクしますよね。
自分はもっと違う答えだせるかもーって頑張る子もでてくるかもしれません。
そして自分が知らない式をしっている子に教えて~ってコミュニケーションも広がるかもしれません。
正解は、沢山たくさんあるのです。
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算数だけでなく、仕事、子育て、毎日の生活の中でつい答えを1つに絞って考えがちです。
質問して、用意していた答えが返ってこないと、ダメだと決めつけたり
自分が決めたゴールにたどり着かないと失敗だと落ち込んだり
でも、実は、なにごとも答えは1つとは、限らないのかもしれません。
もし、1つの答えにたどり着いても考えるのをやめないで、頭をやわらかくして違う方向からみて
もう1つ、2つ・・・さらなる答えを導きだすのも面白いかもしれませんね。
小学校の時味わえなかった”色んな答えに出会うチャンスにあふれている”これが、朝学を面白くさせている秘訣だと感じます。
考えをめぐらせる事は、楽しいことですから~
子供の算数の授業一つとっても、日米の違いを感じさせられました。
なにかアメリカのスクールライフ感じてもらえたらうれしいです。
お立ち寄り頂き、読んでくださってありがとうございます。
皆様との出会いに感謝!
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