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失恋保険ってどうですか

この前失恋してしにたくなった。
当アカウントは、軽率にしにたくなる衝動に駆られるので取り立てて深刻に取り扱う必要はないが、失恋は「ぼんやりとした希死念慮」から「明確に明日が来てほしくない」レベルにフェーズを格段と上げた。素晴らしい進捗ですよ、まったく。

※今は別にしにたいとか思ってません。

失恋して思ったのは、この痛みって、入院が必要なレベルに重症なんじゃないかということだった。しんどいという言葉では表せない。
「深刻な胸痛・動悸、眩暈、胃痛、食欲不振、泣き過ぎによる頭痛、目の腫れ、呼吸困難、倦怠感、不眠症に無気力感、慢性疲労」
恋の病なんて、草津の温泉でも太刀打ちできないのだ。
放置していていいわけがない。
ただ失恋で、多忙な医療従事者の手を煩わせ、健康保険にお世話になるようなバカバカしい茶番は避けたい。ロキソニンで治るものでもないんだから。

だから民間保険会社は是非、「失恋保険」を作ってほしい。
対処療法どころか気休めにしかならないけれど、それでもあるのとないのとでは違う気がする。お金で買ったとしても、やさしさが大事なんだよ
こういう時は。

保障内容は下記の通りでいかがでしょうか。

【保障内容】
・慰安旅行費 10万円
 →温泉旅行にでも行くといい。できるだけ遠くに行くこと。
・仕事を休んだ時の給与保障(7割)
・安眠グッズ(アイマスク・アロマ・BGM)
 →とにかく自分を労わっているという実感を得るのに必須
・でかいぬいぐるみ
 →何か頼りがいのある存在感あるものが欲しくなる
・図書カード(3000円)
 →私は東洋哲学の世界に救いを求めた
・消化に良い食べ物詰め合わせ
 →スープストックさんとか、あったかくて体にやさしい感じの…
・お菓子詰め合わせ
 →食欲が出てきたら、好きなものを好きなだけお食べ

お菓子とか図書カードとかは、個人の好きなものにカスタムすることが
できる。お酒におぼれるもよし、スーパー銭湯でぼんやり悠久の時を
感じるもよし。失恋していない時に設定しておくとよいと思う。

大事なのは、保険申請が極めて簡単であること。
しにかけている時に書類の提出とか電話でのみ受け付けとか、
絶対にやめてほしい。

あとは、立ち直れたら、お祝い金とかも出してほしい。
時間が癒してくれるよっていうけれど、今治りたいんだもん。
きっかけくらいは用意してくれてもいいと思う。
偉い大人の方、ぜひご検討ください。

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