私たちはいつだって4℃

今は、冬である。
半年後は、夏である。

我が家は大人が4人いる。
ちなみに2世帯住宅ではない。
そう、皆が同じ風呂に入る。

義父母は夕飯前
旦那と私は夕食後

義父が仕事で遅くなったりしない限り
これが我が家の風呂ルーティンである。
今回は夕食後
つまり旦那と私のターンについてお話しよう。

私の旦那は所謂「おじさん」である。
私だって30代前半とはいえ立派なおばさんだ。
その一回り上の旦那、しっかりおじさんである。
風呂の温度が、まぁ高い。

義父母が入った後の風呂は一度冷めている為
追い炊きをする。
まずは旦那が43℃にして入る。
私には理解できない。茹る。

旦那は30分程入浴する。私の倍だ。
風呂上りのルーティンも私の5倍くらい時間がかかる。
「お風呂空いたよ~」
この声がかかる時、大体風呂は41℃くらいである。

そして私は入浴前の洗髪等してる間
風呂のフタを全開にしている。
するとどうだろう。
私が入る瞬間、彼ら(お湯)の温度は39℃まで下がっているではないか。
私の入浴温度は独身時代から変わらない。
ずっと39℃で生きてきている。

私と旦那の間には常に4℃の壁がある。

風呂の温度は低いが私は超絶な寒がり人間であり
旦那は暑がりなので
我々の寝室は残念ながら別にせざるを得なかった。

寒がりな私でも夏場は冷房をつけるのだが
ここでも私たちには4℃の壁がある。
しかし旦那よ
そんな冷した部屋で羽毛布団にくるまって寝るのはやめなさい。

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