人生で大事なことはすべてパク・セロイから教わった。~韓国ドラマダイアリーVol.2
今更ながら「梨泰院クラス」にハマった。
今朝、丸の内線で熱中し過ぎて電車から降り損ねそうになった。
ある言葉に出会って、心が熱く震えていた。
思わずスクショしたら真っ黒な画面に言葉だけが浮かびあがった。
やってやる。
そう熱く滾った想いを抱えて、西新宿の階段を上がると高層ビル群に太陽が反射した。
目の前に知ってる人がいた。
15年前に「会社を立ち上げるから一緒にやらないか」と誘ってくれた人。
その誘いを断って以来、15年ぶりに声をかけた。
彼はNETFLIX「全裸監督」で一世を風靡し、「ミッドナイトスワン」で日本アカデミー賞を取った監督になっていた。
当時、学生だった私のことは覚えていないようだった。
小さな事務所に身は預けられないと、大手映画会社に入社した私はその後、紆余曲折あり、現在は映画業界を離れていた。
夢の大きさが人間の器を決める。
彼もまたもう1人のパク・セロイだった。
彼はにこやかな笑みをたたえ、去った。
私はもう何もかも遅いのだろうか。
いや。
まだ遅くはない。
もう一度夢を見よう。
自分を信じてみよう。
心からそう思った。
明日は9話を見る。
待ってろよ、パク・セロイ。
今日から俺も
パク・セロイなんだから。
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