KPOP第4世代を牽引する圧巻の歌唱力を披露!PURPLE K!SS JAPAN 1st LIVE~ライブ体験記24〜青春という名のKPOP Vol.144
圧倒的な歌唱力を武器に、見事日本デビューを果たしたガールズグループがいる。それはPURPLE K!SSだ。
2021年3月に韓国デビューし、事務所の先輩MAMAMOOの妹分でK-POP第4世代で歌唱力筆頭とも言われる程の実力派ガールズグループPURPLE K!SSが、3月22日に待望の日本デビューアルバム「DEAR VIOLET」をリリース!
PURPLE K!SSは、2021年3月に韓国でデビューしたナ・ゴウン、ドシ、イレ、ユキ、チェイン、スアンで構成された6人組ガールズグループで、グループ名には“紫色のように多彩な音楽で多くの人に愛を伝える”という意味が込められている。
実力派ガールズグループMAMAMOOと同じ事務所だけに高い歌唱力とパフォーマンスを誇るが、メンバー自らが作詞 · 作曲 · プロデュースに携わるなどアーティスト性も高いグループだ。
更に詳しく彼女たちのメンバー紹介やデビューから今までの軌跡を知りたい方は是非、こちらの記事をご覧ください。
私は3月26日のコンサートの4日前の3月22日に、一足先にPURPLE K!SSに会うことができた。中野ZEROにてフリーライブ+サイン会が行われたのだ。
短い時間ではあったが、5曲ほど歌ってくれ、トークも楽しそうで、前から4列目ということもあり、彼女たちの歌唱力、エネルギーと日本デビューの喜びがダイレクトに伝わってきた。
その後、アルバム購入者向けのサイン会に参加。メンバーのドシに「ダンスがかっこいい!」と伝え、最後のアンニョン会(メンバー全員の前をアンニョーンと言って通り過ぎる 笑)ではマンネ(最年少メンバー)のスアンに、彼女が「少女リバース」という番組で扮したVRキャラクター・ルビーの写真を見せると「ルビーちゃん!」ととても喜んでくれて良かった。
このようにして、ライブ前に彼女たちと交流をはかれることができて良かった。
今回は、昨年9月の日本ショーケース『PURPLE K!SS JAPAN PREMIUM SHOWCASE 2022 ~紫~』に続き約半年ぶりの日本公演で、日本デビューのためのプロモーションを行い、最終日のライブが今回の来日の集大成だ。
今日は、EX THEATER ROPPONGIで行われた昼公演の模様をレポート!
いざ、ライブ当日へ!
その日はライブ当日の定番か4時半くらいに目覚めてしまい、二度寝できず5時過ぎに起床。
朝ごはんの後、ファミマラテを買って、青春KPOP記事を執筆。
六本木に向かい、無事、六本木EXシアターへ。ここは以前、東京国際映画祭で映画を見に来たことがある場所。
会場に入ると、2階席だけどど真ん中で凄く見やすかった!
では、ここからまずセトリを紹介!
【PURPLE K!SS JAPAN 1st LIVE Set List】
【感想レポ】
オープニングの「Intro : Bye Bye Bully」から中毒性抜群の「Nerdy -Japanese ver.-」で一気にPURPLE K!SSの世界観に入り込んで、それから口笛のオープニングから魅惑的でセンスに溢れた「Pretty Psycho」を披露したが、やっぱりカッコいい!
それからメンバーは自己紹介をして、ユキは客席に「『Nerdy -Japanese ver.-』はどうでしたか?」と問いかけると大きな歓声が上がり、「最後まで楽しんでいってください!」と笑顔で返した。
PURPLE K!SSの韓国アルバムは「Intro」からタイトル曲へという流れで構成されているが、今回のライブでもこの流れでより世界観に入り込めた。Introの「Illusion」から「memeM -Japanese ver.-」では「memeM」はメインボーカルのスアンのボーカルに魅了され、テンポと曲調が大きく変化するのも面白い。
中盤の「Cast pearls before swine」と「Zombie -Japanese ver.-」では携帯での撮影がOKだったが、私は彼女たちの生のパフォーマンスを目に焼き付けるべく双眼鏡を手にライブに集中!この2曲はノリも良く、特に「Zombie -Japanese ver.-」はイレの「びっくりした!」というフレーズが可愛くてハマる!
今回、日本人メンバーのユキが全曲の日本語詞に携わっているが全ての曲がいい感じに仕上がってる。
その後、パープルの衣装に着替え、スモークに包まれてIntroの「Save Me」から「Sweet Juice -Japanese ver.-」では、スアンとゴウンの声質が違う2人のメインボーカルの歌声が素晴らしく、日本人メンバーのユキのカリスマ性に満ちたラップが見事!その後、明るく爽やかで新鮮な「agit」は聞き心地がいい。
途中のトークでは「私たちにとって初めてのライブなので、緊張しながらドキドキしながら準備してきました。先月、韓国で『Cabin Fever』をリリースし、そして22日、ついに日本デビューを果たしました!」とユキが伝え、大きな祝福の拍手に包まれた。
また「これから日本活動でやりたいこと」をきかれてゴウォンは「日本のアーティストと共演したい」とYOASOBIを挙げ、ユキは「優里をカバーしたい」と答えると、チェインが「プローリー(PURPLE K!SSファンダム名)の皆さんともっと大きな舞台で会いたい」と伝えた。
ユキは日本オリジナル曲「トナリ」の歌詞についてきかれると「プローリーのみんなに伝えたいことをぎゅっと詰め込みました」と答え、マイクスタンドの前に並び、6人が繊細に丁寧にバラード曲「トナリ」を歌い上げた。
そして、トークの最後にはメンバーがファンに感謝を伝えた。
スアン「日本活動の最終日が来てしまいました。2回目のデビューなので、前より上手にできると確信していましたが、振り返ると少し足りない部分もあったと思います。それでも私たちを愛してくださるプローリーのおかげで最後まで幸せに終えられます。すぐまた戻ってくるので、ちょっとだけ待っていてください」
ユキ「日本のデビュープロモーションの最終日が来てしまいました。短い時間の中でプローリーの皆さんが私たちに大きな思い出というプレゼントをくれました。ありがとうを伝えたいです。私にとってプローリーは宝物のような特別な存在。これからもPURPLE K!SSを宜しくお願いします。日本にたくさん来られるように頑張ります!」
チェイン「日本にいた2週間、私が歌手を目指した理由を改めて感じさせてくださり、ありがとうございます。もっと大きいステージでもっとカッコいいPURPLE K!SSの姿をお見せできるよう、一生懸命進んでいきます。その道を今と同じように一緒にいてください。約束!」
ゴウン「このコンサートを最後に、約2週間の日本活動が終わってしまいます。毎日プローリーのおかげで幸せでしたし、すべての瞬間が思い出に。私にとってステージの上が一番楽しいということを改めて気付かせてくれたプローリー、本当にありがとうございます。これからもたくさん会えたら嬉しいです!」
ドシ「違う国でのデビューやコンサートは初めてなので、緊張も心配もしましたが、日本のプローリーと会ってからは、そんな心配がなくなりました。今回の活動で私たちのことを知ってくれた方もたくさんいるみたいで、嬉しいです。これからもたくさんの応援をお願いします。私の好きピはプローリー!」
イレ「今日で日本デビュー活動が最後ということが信じられないです。それくらい幸せで楽しくて、早く時間が過ぎてしまいました。私たちの音楽やステージを羽ばたかせてくれて、ありがとうございます。これからも私たちだけの音楽をお見せするPURPLE K!SSになるので、期待してください!」
挨拶後には「Ponzona -Japanese ver.-」からロック調の「My Heart Skip a Beat」で本編を締めた。
アンコールには動物の耳や被り物を付けて登場して「Twinkle」ではメンバーたちが客席に降りてファンとの間近の交流を楽しんだ。
約1時間半の中で密度の濃いパフォーマンスと圧倒的な歌唱力を堪能できてよかった。そして日本人メンバー、ユキの美しさが際立っていた。
でもやっぱり何といっても、彼女たちの歌唱力が半端ない!
特にスアンの声は素晴らしい!
ゴウォンもチェインも美声を響かせてくれた。
彼女たちの歌声の余韻を心に感じながら会場を後にした。
事務所の先輩MAMAMOOのように、是非圧巻の歌唱力を武器に大ブレイクしてほしい。そしてまた、日本に凱旋してほしい。
これからも末永く応援したいと思う。
ファイティン!