見出し画像

なぜ僕が年甲斐もなく恋愛リアリティ「オフラインラブ」に心揺さぶられたのか赤裸々に話そう。

僕は気づくと、あの日の彼女を思い出していた。

『オフラインラブ』を観た瞬間、僕の胸の奥で眠っていた記憶が、ふいに呼び覚まされた。

それは、大学4年生の夏。

傑作恋愛映画『ビフォア・サンライズ』を初めて観た日のことだ。

ビフォアサンライズ 恋人までの距離

アメリカ人の青年が、パリへ向かう列車の中で、美しいフランス人女性と出会い、ただひたすらに街を歩きながら恋に落ちる。

会話だけで、まるで魔法のように心が近づいていく二人の姿に、僕は強く惹かれた。

「こんな出会いが、こんな奇跡が、本当にこの世界にあるのだろうか?」

そして、映画を観終えた翌日。

まるで運命が仕組んでいたかのように、僕はある女性との初めてのデートに出かけた。

その女性とは、たった一度の食事の約束だったはずなのに、時間を忘れて話し続け、夜になっても帰りたくなかった。

数十年経った今でも、あの日の空の色や彼女の笑顔を、鮮明に思い出せる。

あの日、僕は間違いなく恋に落ちた。

そして5年後、その女性と結婚した。

長い月日が流れた今も、

僕は彼女に恋をし続けている。

『オフラインラブ』は、そんな僕の記憶の扉をそっと開いた。

画面の中の10人が手紙だけで心を通わせ、

すれ違い、戸惑い、確かめ合いながら恋を紡いでいく姿に、

僕はあの日のときめきと、

忘れられない恋の香りを思い出した。

きっとあなたもこの作品を観たら、

胸の奥にしまっていた「忘れられない恋」を思い出すはずだ。

スマホもSNSもない世界で、ただ相手の言葉と行動だけで恋が生まれる。

こんなに純粋で、美しく、そして切ない恋愛を、確かに僕らは生きていた。

『オフラインラブ』はあのリアルな感情をもう一度鮮明に思い起こさせてくれる。

すべての人の心を揺さぶる奇跡の恋愛リアリティショーだ。

ニースの風景、すれ違い、手紙を交わすロマンティックな瞬間、もどかしさ。

そして涙が止まらないほど心が動く10日間。

この物語は、ただのノンフィクションじゃない。

これは「本当に大切なものは何か?」を問いかける、私たちの物語だ。

ぜひ、一度『オフライン ラブ』を観てほしい。

詳しくは昨日僕が書いた記事を読んで欲しい。


そして、もしあなたの心が震えたなら、目を閉じて思い出してほしい。

あの時、初めて誰かを好きになった日のことを。

きっと、あなたの胸にも、あの“忘れられない恋”が蘇るから。

天豆 てんまめ

PS.

あの時、君が僕の前に現れたことは

人生で最も素晴らしい奇跡だ。

その奇跡は今も色褪せることはない。





いいなと思ったら応援しよう!

天豆 てんまめ
もし、私を応援してくださる方がおられましたら、サポートしていただけるととても励みになります☆彡 いただいたものは、クリエイター活動で使わせていただきます!