ドラクエビルダーズの思い出
「#ゲーム初心者におすすめ」というハッシュタグを見つけて、人生で初めてプレイしたゲーム「ドラクエビルダーズ」のことを思い出しました。
私が初めてゲームをプレイしたのは中3のとき。親にゲームを禁止され、塾の帰りにヨドバシのゲーム体験コーナーでゲームをするのが唯一の楽しみになっていた私の目にとびこんできたモノ、それが「ドラクエビルダーズ」でした。それから急いで、親に内緒でソフトと中古のvitaを買って夢中でプレイしました。ゲーム初心者でも簡単な操作、分かりやすく、それでいて熱いストーリーは、6年たった今でも忘れられません。この感動をみんなに味わってほしい!!!!
「ブロックを積み上げて建築する」。ゲーム性は”マイクラの二番煎じ”ですが、ビルダーズの神髄はストーリーにあります。
「魔王が人類から奪った”モノづくりができる”という力を唯一持つ主人公が、次々に功績をあげ、周囲に慕われてゆき、ついには魔王を倒す」。
そう、めちゃくちゃ王道ストーリーなんです。
陳腐と言われがちなこのストーリー進行。「王道」なので、単純にめちゃくちゃ燃え上がることができます。
しかしそこはさすが”ドラクエ”。大筋は王道であっても、各イベントには「意外性」があり、シリーズ恒例の「じっとりとした暗さ」も健在!!
散らばった文書やNPCの台詞に注意することでより深いドラクエの世界観が味わえること間違いなし。
「ドラクエ1の勇者が魔王の『世界の半分をやろう』という問いかけに対して『はい』を選んだ世界」というのが本作のテーマ。
しかしながらドラクエシリーズを履修する必要はほとんどありません。
もちろん、ドラクエ1をプレイ済の方も小ネタも含めて楽しめること間違いなし。しかしこのゲーム、ストーリーが単体で完成されているため、初見の人は逆に「主人公の目線」で世界を冒険することができるでしょう。
最後に
このゲームは「ドラクエ1およびドラクエシリーズを安売りすることなく、マイクラのシステムという当時流行りに流行っていたゲーム性をうまく取り入れ、まったく新しい一つのシリーズを生み出した」という点からも、ゲーム史に残る傑作だと言えます。ちりばめられた小ネタ・ストーリー進行の美しさのどこをとっても、制作陣の「ドラクエ1の受け売りにとどまらず、むしろあの名作を超えて見せる」という本気がうかがえました。
本作はゲーム初心者にはもちろん、ドラクエファン、そして、すべてのゲーマーたちにお勧めできます!!
是非、一度プレイしてみてください!!!!!
天鏡でした。サヨナラ~~