シーサン

埋没してしまいがちな記憶を、記録にしてみようとはじめたnote

シーサン

埋没してしまいがちな記憶を、記録にしてみようとはじめたnote

最近の記事

釣りについて考える(2

釣りの経歴を書いたが、ただ普通に釣りをしていて、クレイジーなほどではなかったし、一生続ける程ではなかったと思う。 それが、何故か漁師になった。 釣りが日常になったわけである。 何事も1万時間やればプロといえるそうだ。 仕事なら一日8時間として、1250日、休みも含めれば、4〜5年だろう。 確かに、どんな仕事でも4〜5年やれば仕事はプロといえるだろう。と言うか、プロを目指すなら4〜5年は一生懸命にやらないと見込みはない。 釣りで言うと、趣味の釣り人はどんなに好きな人

    • 釣りについて考える(1

      趣味というものは数々あるが、長続きする趣味の一つだろう。 釣りは本能に基づく行為なので、快感が伴う。 その楽しみを知ってしまうと、止められないと言ったわけだ。 中国のことわざにも、 「一時間、幸せになりたかったら酒を飲みなさい。」 「三日間、幸せになりたかったら結婚しなさい。」 「八日間、幸せになりたかったら豚を殺して食べなさい。」 「永遠に、幸せになりたかったら釣りを覚えなさい。」 とある。 世界中に釣りをする人はいて、釣りに一生を費やす人もいる。 人生について書

      • 家族というもの、を振り返ってみる(3

        大概の生き物は、生殖行為によって生まれる。 人間もまたしかり。 しかし人間だけは、生まれたときからしばらくは、とても弱い存在で単独では生きていけない。 育てる事が必要になって、育てる場を家庭というのだろう。 母について振り返ってみたいと思います。 ーーーーーーーーーーーーーーーーー 前回までに書いたように、良くも悪くも、うちの家庭は父を中心に動いていたといえる。 その影で、母は苦労しただろうが、それなりに楽しんでいたこともあった。 母の両親が今の実家に越してき

        • 家族というもの、を振り返ってみる(2

          大学で精神分析を少し学んだが、いわゆるエディプス・コンプレックスは、根深いものがある。 父親との葛藤は、乗り越えるべきもののようだが、必要悪のような気もする。 一生引きずってしまって、逃れられない人もいるのだから。 だがしかしコンプレックスの出所は精神ではなく、本能の結果だと最近は思っている。 特にオスは、まず自分の優位を確保したい欲求を持っている。だから相手がパートナーであろうが子供であろうが、その欲求を満たすためにはお構いなしだ。 特に本能の強いタイプほど、自分の

          家族というもの、を振り返ってみる(1

          人生について考えていくと、家族というものとは切り離せない。 家族は、天涯孤独な人でなければ、誰にでもある。 人間は、一人一人が個性を持っていて、違いのある人間同士で合わさって家族となる。その個性の掛け合わせは数限りなく、一つとして同じ家族はないはずだ。 自分の家族も唯一無二の存在だろうか? 自分の家族について振り返ってみようと思う。 ーーーーーーーーーーーーーーーーー 子どもの頃のあり方は人生を決めるのか(1で書いたように、生まれも育ちも横浜の下町だ。 住んでい

          家族というもの、を振り返ってみる(1

          子どもの頃のあり方は、人生を決めるのか?(3

          何歳までが子どもだろうか? 子どもの頃に植え付けられた、大人や子どもという区別。 確かな指針がないままに、年齢だけで区別をしている気がする。 大人になっても精神年齢の低い人間を嫌というほど見てきたが、そんな大人はかえってたちが悪い。 子どもには、ちゃんとした大人と、そうではない大人がいることは分からない。 子どもには、大人などという概念はあまり意味が無いことを知らしめるべきだと思う。しかし、そういったことができる成熟した大人が少ないことに、そもそもの問題があるのだろう

          子どもの頃のあり方は、人生を決めるのか?(3

          子どもの頃のあり方は、人生を決めるのか?(2

          子供の頃の記憶を掘り起こしてみると、やはり大きな影響は拭えないと感じた。 今の自分に感じているプラスの部分、マイナスの部分。 様々な要素が重なり合って、まだら模様の自分を作っている。 人生に「もし」はないというが、結局はその人が持つ縁と運がその人を作っていくのだろう。 それでも、現在の自分を肯定しながら、自分が望む方向に少しづつ進んでいくために、自力で作れる縁と運もあるのだと思う。 さらに子どもの頃を振り返っていく、 ーーーーーーーーーーーーーーーーーー 体育館

          子どもの頃のあり方は、人生を決めるのか?(2

          子どもの頃のあり方は、人生を決めるのか?(1

          旅と人生を振り返ってみると、改めて、人のあり方を決めるのは何なんだろうか、と思う。 子供時代の環境や家庭のあり方だろうか? 多くはそこに原因を求めたりする。 もちろん、影響は否めないが日々変化できるものと信じたい。 人は死ぬまで成長できると思いながら生きて、成長したい。 日々の出来事に謙虚に接することで、変化は可能だと思う。 それでもより多くの出来事を吸収したであろう、子供時代を振り返って見ようと思う。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 生まれも育ちも横

          子どもの頃のあり方は、人生を決めるのか?(1

          旅と人生の記録、まとめてみた(5

          何事もできるときにやっておくことが大切だ、と思っていたので、旅行も実行してきた。 実際に世界の情勢など、状況が悪くなっていくのを見ると、なおさらだ。 どんなことも「できるときに」ではなくて、「やりたい」と思ったら、できそうになくても実行することが大事だと感じる。 振り返ってみると、相当やりたいことをやっているようではあるが、今の年齢になっても、まだまだ足りない。 それどころか、更に欲求は深まるばかりである。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 2

          旅と人生の記録、まとめてみた(5

          旅と人生の記録、まとめてみた(4

          改めていろいろ見直して見ることは今の人生にとっても有用だと、まとめながら気がついた。 若い頃は、ナポレオンヒルなどの人生啓発本などを読んで「人生に目的を持つ」ということで、手帳に目標をいろいろ書き出したりしていた。 そういったことも役立ったといえば、役立ったのだろうと思う。 やりたい、やるべきだと思ったことはだいたい実行してきたことが、まとめてみるとよく分かる。 ここからは、時間的にそれほど過ぎた感じがしない。 最近やったことという感じだ。 ーーーーーーーーーーー

          旅と人生の記録、まとめてみた(4

          旅と人生の記録、まとめてみた(3

          旅の面白さはどこにあるのだろうか? 旅は生活のすべてを効率化させ、その日の食べること、泊まるところを完結させなければいけない。 必然的に、生き物としての基本にフォーカスすることになる。 余計なことに煩わされない瞬間を積み重ねていく。 この瞬間が生き物としての本能を刺激して、充実感を生み出すのだろうか? 言えるのは「今を生きる」ことこそが「楽しい」と直結しているということだろう。 まとめは、まだ続きます、、 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 仕事は様々な紆

          旅と人生の記録、まとめてみた(3

          旅と人生の記録、まとめてみた(2

          さすがに57年も生きていると、長くなる。 自分で読んでも、改めて旅をしているように感じる。 続きは30歳から、 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 30歳(1992)の時、友人とガラス工芸の教室と美術サロンを開く事業を企画し、渋谷に物件も確保した。 いろいろ調査した結果、マーケティング的にも行けそうだった。 借りた物件の所有者も美術に関心があり、同じビル内にアート系の専門学校もあって好条件だった。 ショウルームの契約も済んで、すぐに始める予定だった。 とこ

          旅と人生の記録、まとめてみた(2

          旅と人生の記録、まとめてみた(1

          今年で57歳になった。 人生後半、いや終盤?になって、「振り返り」をしつつ、記憶を記録になるようにアウトプットしていきたいと思う。 まずは自分の中心とも言える、旅の記録から。。 自分でも面白い人生を歩んでいると思うのだけど、結局「旅」が自分の生き方の中心なのだろうと思う。 順番に旅の記憶を巡っていきたいと思います。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 最初の海外は、19歳の時、フィリピンであった。(1981年) 当時18歳で大学進学に疑問を持ってしまい、

          旅と人生の記録、まとめてみた(1