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ワールドクラスの“本物地球人” が勢ぞろい ガイアシンフォニー
春分前に1992年に上映された
「地球交響曲(ガイアシンフォニー)」
のDVDを観ました。
監督は龍村仁さん。
元NHKの先駆的ディクレターとして注目され、
独立後も受賞歴が多数ある著名な映像作家です。
自分自身、龍村監督にお目にかかったことはありませんが、
映画プロデューサーである奥様の龍村ゆかりさんとは、もう8年ほどお付き合いがあります。
先日
「ミキで繋がるオンライン講座」
のスペシャルゲストとしての対談取材として、
久しぶりに龍村ゆかりさんが八ヶ岳にお越しになりました。
これまで「ガイアシンフォニーのゆかりさん」としてではなく、
普通に友人のゆかりさんとしてのお付き合いだったので、
プロデューサーのゆかりさんから、ガイアシンフォニーのお話をしっかり聞くのは初めてでした。
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もし、母なる星地球(ガイア)が本当に生きている一つの生命体である、
とするなら、我々人類は、その”心”、すなわち”想像力”を担っている存在なのかもしれません。
我々人類は、その”想像力”に依って科学技術を生み出し、地球の環境を大きく変えて来ました。
現代の地球の環境問題は、良い意味でも、悪い意味でも、人類の”想像力”の産物だ、といえるのです。
だとすれば、危機が叫ばれるこの地球(ガイア)の未来も又、人類の”想像力”すなわち”心”の在り方に依って決まってくるのではないでしょうか。
(ガイアシンフォニー第1番より)
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地球を1つの生命体として呼ぶ時はガイア、物質的惑星として呼ぶ時はアース。
どっちが正解などなく同じ地球でありますが、
ガイアという視点を持つと、人間と地球はもっと近い距離に感じることができるように思えます。
そして、誰もがガイアの意識を持つことができると、
地球人(アースリング)として目覚め、本来の自分自身、地球人としてのミッションに生きられるように思えます。
世界で活躍する様々な偉人を取材したガイアシンフォニーシリーズには、
間違いなく“アースリング”という民族や国境を超えた地球人意識の出演者が勢ぞろいです。
「ワールドクラスの“本物地球人”」
そんな言葉が思わず出てしまうほど、この映画に触れるだけで、
その偉人達から受け取るエネルギーに感化されます。
第1番にも、多くの素晴らしい地球人が出てきますが、
個人的に度肝を抜かれたのは、イタリアが誇る世界の登山家
“ラインホルト・メスナー”さん(1944年-)。
酸素ボンベも持たず、単独で人類初の8000m峰14座に登頂という偉業を成し遂げた超人です。
ただ、このメスナーさん、26歳の初めてのヒマラヤ登頂の際に、最愛の弟を登山中に亡くしています。
山頂付近で天候が荒れてしまい、弟のギュンターさんを残して、メスナーさんは1人で山頂を目指しましたが、
弟のギュンターさんは、兄を追いかけて途中からついてきてしまい、2人で登頂したものの、
その下山途中でギュンターさんは行方不明となってしまい、そのままメスナーさんは1人で下山することになったのです。
弟を亡くし、さらに自身もこの過酷なヒマラヤ登山で凍傷となり、足の指を6本切断。
普通の人なら、心身ともにトラウマとなり、もう2度ヒマラヤどころか、登山さえも引退することでしょう。
ところが、メスナーさんは、その後に弟の遺体を探すために、10回も同じヒマラヤ登山に出ています。
そして、ヒマラヤに限らず、ついには世界14もの8000m以上の山を単独で無酸素で登頂してしまったのでした。
その驚異的な身体能力と精神力は、いったいどこからやってくるのか。
ガイアシンフォニーで登場する彼のインタビューを観ていると、メスナーさんは、登山家というより、
もうナチュラルなヒマラヤ聖者。
どんな過酷な環境下でも、呼吸や精神統一の中で、そこに対応できるように自身の意識状態をコントロールできる術を持っています。
さらに、自分自身が特別な人間ではなく、誰もが潜在能力を持っており、それを引き出すことで、超人のようなパフォーマンスを発揮できることを教えてくれています。
自身の体験から語られる人間の隠された能力、そして神秘的な世界の話。
メスナーさんは、雪山で死にかけた時に、幻ではなく、リアルに冬山の中で少女と出逢い、会話をしたエピソードなども伝えています。
イエティとも呼べる雪男とも遭遇しており、その研究にも時間を費やしています。
見えない次元の世界、不思議と思われている世界は存在していると。
地に足をつけてリアルを命がけで生きている人が語るスピリチュアルは、誰から聞いた知識や本の受け売りではなく、
体験から来る生の声であり、それは聞く人の魂にダイレクトに響き、人々の意識を感化させます。
ガイアシンフォニーに登場する地球人は、誰もがそんな人ばかりであり、
この映画は、間違いなく地球人としての意識の目覚めを加速させるもの。
こんな時代だからこそ、これからもっと大事な映画となって必要な人々に届くことでしょう。
ガイアシンフォニーは、1992年から現在まで第1番から第8番まで8本の作品が出ておりましたが、いよいよ今春、最後の作品である第9番が上映されます。
是非応援くださいませ。
そして、この地球人として意識を持ち、実践を通して皆が活動していく場として
「キブツ八ヶ岳」
もスタートしました。
キブツゲスト募集開始!
http://tenkataihei.com/?p=1825
八ヶ岳もメスナーさんのような地球人がたくさんいるので、
そんなメンバーをクローズアップしてご紹介していきたいですし、
ゲストとして集うメンバーも皆、地球人意識を持った素晴らしい方が集まってきています。
現在ゲストも180名ほどですが、まだ募集枠はありますので、
この機会に是非とも初期メンバーとして、一緒にコミュニティ活動へ参加していただけたらと思います。
今回注目すべきは、コミュニティ社会に先にある
“コミュニティ通貨”
の仕組みを導入しているところ。
グレート・リセットも見据えられた現代社会において、
これから先は、世界や国に依存することなく、独自社会のシステムを持つコミュニティの台頭が重要になってきます。
その中において、独自のコミュニティ通貨の概念と仕組みを持つことも、極めて大切です。
キブツは、このコミュニティ通貨を初期から設計に入れて、コミュニティSNSを独自開発したり、
かなり画期的な取り組みをしていると思っています。
もちろん、まだまだ未完成の部分であって、参加メンバーと一緒に模索していくことばかりでしょうが、
出来上がった社会モデルの世界に入るよりも、構築していくプロセスの方が、きっと面白いことがたくさんあるので、
是非とも初期メンバーにお集まりくださいませ。
コミュニティは個性が違えば違うほど、バラエティ豊かで、調和的なコミュニティとなります。
皆さんの個性をそのまま、安全なコミュニティの中で存分に発揮されるのを心から楽しみにしております。