五頭山の麓で湯治
今年に入ってから、様々なプロジェクトが同時進行しており、
この3ヶ月間、休息せずに走り続けていたため、
「このままだと本当に死ぬな」
と直感的に思い、兼ねてより窮地の際には実践してみたかった
「ラジウム温泉の湯治(とうじ)」
にチャレンジすることにしました。
ラジウムは、元素番号「88(やつは)」となんともご縁が深い
自然放射線を出す元素です。
自然放射線は、ホルミス効果があり、DNAや細胞の修復、活性化をすると言われ、
特に癌や難病治療には劇的な効果を出すことが有名です。
日本全国各地にラジウム温泉は少なからずありますが、
有名なのは、以下の4つ
玉川温泉(秋田県)
五頭温泉(新潟県)
増富温泉(山梨県)
三朝温泉(鳥取県)
です。
そう、山梨というか、八ヶ岳南麓の北杜市須玉町にある増富温泉も、
その1つとして有名であり、本当に治癒効果が極めて高いのですが、
せっかく湯治をするなら、環境を思い切って変えるのも大切。
「やはり、行くなら日本一のラジウム湯治場の“玉川温泉”」
と思って、玉川温泉を訪れる計画を立てました。
ところが調べてみると、なんと玉川温泉はまだ冬季休業中(4月下旬から再開)。
そこで次なる候補として出てきたのが、新潟が誇るラジウム温泉
「五頭(ごず)温泉」
です。
新潟市からも程近い、山間にある温泉地である五頭温泉。
ここは空海さんが開いた五頭山の麓に3つのラジウム温泉があります。
村杉温泉
今板温泉
出湯温泉
この3つの温泉地は、車では10分前後の距離、歩いても数時間で回れる
お散歩コースで、どの温泉地も小さな宿しかないこじんまりした湯治場です。
今回は4泊5日の5日間の滞在が目的。
というのも、温泉の治療である湯治は、
最低でも3日間は時間が必要なもの。
できれば1週間、もっと長く滞在できる人は3週間(21日)が理想的です。
それは、一般的には
「湯あたり」
などと言われていますが、いわゆる
「好転反応」
が出るのが、3日後から1週間ほどの間であり、
この好転反応が出ることが、湯治の醍醐味であり、一気に不調が改善される兆しになっています。
(昔から湯治は、3日温泉に入り、1日休み、また3日入るのがワンサイクルとも。これを3サイクル=21日が理想)
なんでもそうですが、体調が良くなる前は、逆に一時的に具合が悪くなる好転反応(瞑眩 [めんげん] )
を避けては通れない部分でもあり、
湯治の場合、そこまで反応するのに個人差はあるものの、少し時間を要するのでした。
今回、春休みで取れる時間は5日間。
この時間をすべて五頭温泉の湯治場に費やすことにしました。
とはいえ、五頭温泉は、まったくの初めて。
どこが良いのか分からずに調べると、一番有名な湯治場は、村杉温泉でした。
ところが、どれも良さげな湯治宿は、4泊も取れる場所がなく、
そこで村杉温泉は諦め、その次に気になる出湯温泉を探しました。
「1200年前、新潟最古の温泉」
「弘法大師(空海)が開いた温泉」
出湯温泉は、なんとも古い歴史があり、また空海が五頭山を開いた際、
錫杖(しゃくじょう)を地面につついた際に霊泉が湧き出したと伝えられる神秘の湯治場。
「なんともご利益がありそうな湯治場」
空海さんは、2015年より自分が全国行脚の巡礼の旅に出ていた際にも、
度々行き先が重なるほど、縁が深い聖者であり、勝手にご縁を感じて出湯温泉に興味津々。
この出湯温泉の中心は、なんと言っても
「華報寺(けほうじ)」
という立派なお寺の中に源泉が湧き出しており、
この寺の境内の中に共同浴場がある、なんとも珍しい温泉地。
そして、この華報寺の目の前に
「珍生館(ちんせいかん)」
というこじんまりとした湯治宿があり、
ネットを見ると、ここの評判がピカイチ。
早速連絡すると
「今なら4泊大丈夫です」
とのことで、滞在地は決まりました。
この宿、実際には6部屋もあるようですが、
「自分たちの目の届く範囲で」
ということで、1日に2組か3組しかお客さんを取らないようです。
江戸時代から代々続いており、建物も古くこじんまりとしたものですが、
実際に訪れると、驚くほど綺麗に整えられており、
何よりも、気のめぐりが半端でないものを感じました。
そして、自家源泉となるラジウム温泉のお風呂が2つ中にあります。
1日に2組前後しかいないため、どちらかのお風呂を完全貸切状態で利用できるのが素晴らしいところ。
今回、夫婦2人で行きましたが、最初はもう1組が3人連れで、
2Fの大きめのお風呂を使っており、うちは1Fの小さめのお風呂を貸切でありました。
これがまた、ラジウム温泉には、これといってないほどベストなサイズのお風呂。
なぜなら、ラジウム温泉は
入浴
飲泉
吸引
の3つから、ラジウムが気化した“ラドン”を体内に取り入れるのがポイントであり、
特に
「吸引」
によるラドン浴が、もっとも重要になってきます。
ラドンガスとなった自然放射線を肺から取り込んで血液に回すことで、
血液が一気に浄化され、細胞、DNA、内臓からすべてが強烈に刺激、回復されます。
秋田の玉川温泉も、ただの入浴による治療というよりは、
このラドンガスをみんな吸いに来ており、ラジウム温泉=ラドン浴と言っても過言ではないほど、
いかにラドンを取り入れることができるかが、湯治場の良し悪しを決めることになります。
それにおいては、この珍生館の1Fお風呂は、とても小さく、あえて換気もせずに、
ラドンガスが充満し切っているのが分かります。
ネット情報でも、ガイガーカウンターで全国のラドンを調べている人が
「ここ(珍生館)はすごい」
とお墨付きの情報を出していたので、間違いないところ。
少しだけ加温してますが、もちろん源泉掛け流し。
ただ、小さな宿のため、源泉を大事に使っており、
お風呂の時間は
午前6時から9時頃
午後5時から21時頃
と決められています。
とはいえ、それ以外の時間は、目の前にある華報寺共同浴場に入ることができる(250円)
ので、日中の入浴も問題ありません。
それはさておき、この珍生館のラジウム温泉、
これはもう衝撃的なお湯の良さでビックリしました。
全国各地、数多の温泉を巡ってきましたが、
こんな泉質の良いお湯は、初めてと思うほど、少なくともトップ3には確実に入るレベル。
飲泉もできますが、これが弱った胃腸に抜群の効果。
さすがは空海様の湯治場。恐ろしいレベルです。
そして、宿には“湯治プラン”というシンプルな食事があり、
その食事がまた、信じられないほど美味しく、身体の細胞全体が喜ぶもの。
おそらく、食事作りにも温泉水を使っているので、それが効いているのかもしれません。
「ここは一体??」
どんな高級ホテルや高級旅館よりも、
この珍生館のたたずまい、女将さんのおもてなしスタンス、
温泉、食事は最強であり、本当に驚きの場所でした。
そして、日に日に体質が改善され、
長年の疲れ、内臓の不調もみるみる回復。
「こんなにラジウム湯治がすごいとは、、、」
滞在中、温泉街をぐるっと散歩したり、
片道3時間ほどの五頭山を登ったりと、すっかり体力も回復し、5日間の有意義な滞在を終えました。
本当に小さな小さな宿であり、1日に2組、3組のみの丁寧な対応。
でも、きっと今、体調不良や病気で苦しんでいる方の役に立つ場所だっと思いますので、
まずは時間に余裕がある方、湯治に興味ある方は、一度尋ねてみてください。
(湯治プランで1泊2食付きで7,000円[税別]という破格!)
0250-62-3726
info@chinseikan.com
そして、今回大きく体調を崩すことで、
今や瞑想とヨガ、内観する時間が増えましたが、
病から気力を取り戻すには、意識転換と生き方の切り替え、生活習慣を見直すことが最重要だと思っています。
次なるリトリートドームでは、そんな心身が生まれ変われる場所として活用できるように、
今回の滞在でたくさんのインスピレーションを受け取ることができました。
リトリートドームでは、この“ラドン浴”に匹敵する、もしくは上回るであろう
「ナノミストサウナ」
をいくつか導入する予定であり、ナノミストの吸引で一気に元気になって頂こうと思っています。
今は、家庭用でナノミストをプチ体感できる
「ナノリフレ」49,500円(税込)
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がとても人気です。
「人体が摂取する物質の83%は空気」
というデータがあるように、空気から体内に取り込むものの影響は極めて大きなもの。
どんな環境下にいても、是非良い空気を体内に。
なお、湯治中に持ち込んだ健康食品は、以下のものがあります。ご参考までに。
とばない水素イオンの春ウコン
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希望の命水
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智通(マイムSHOPでのみ販売中の乳酸菌生成エキス)
まだまだ、ゆっくり時間をかけて療養していくつもりですが、
皆様もくれぐれもお体を大切に。
特にストレスは大敵なので、少しでもストレスのかかることは、
思い切って手放したり、休止しましょう。
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