外出自粛のデメリット
このご時世の中、遊びに行ったり友人と会う事がなかなかできず、ストレスの溜まる毎日ですよね。
私も仕事以外の外出はスーパーマーケットやちょっとした買い物以外は控えていて、以前と比べて自宅にいる時間がとても長くなりました。
大好きな海外旅行ができなくなり、また友人達と飲みに行ったり遊びに行く事もできず、モヤモヤした日々を過ごしています。
シニアの方は感染した時に重症化する確率が高く、外出を控えている方も多いのではないでしょうか。
命の安全や他の方への感染リスクなどを考えると、大事な事だと思います。
ただ、一つだけ覚えておいて頂きたいのは「外出をしないと身体も脳も衰えてしまう」事です。
外に出て散歩をしたり買い物をしたりする事は筋肉や身体を動かす機能、脳にとても大きな効果があります。
例えば歩くためには足の筋力を付けるだけでなく、足を前に出して歩幅を出すための柔軟性や転倒しないための身体のバランスなどトータルで身体の機能が必要になります。
また、外でお散歩をした時に目や耳などに入ってくる情報は、部屋に籠っている時と比べ物にならない量で脳の活性化にもなり、友人や知り合いに会って会話をする事も脳の大事なトレーニングになります。
外に出ずにずっと家にいると、筋力や歩行機能の低下、また認知症の原因にもなりますので注意が必要です。
でも、「こんなご時世で外出なんて怖くてできない!」というご意見も多いと思います。
どうしたら良いでしょうか?
私のお勧めは「人が少ない早朝の公園散歩と軽い体操」です。
早朝など朝の早い時間帯は人通りや利用者が少なく密になりにくいですし、朝に太陽を浴びるとセロトニンの分泌が分泌されて精神を安定させたり、うつ病の予防にもなります。
実際に私は4月〜5月の東京での緊急事態宣言の時には毎日実践していました。
毎日日の出に起きて近所の公園に行って軽い体操をしたり、咲いている花を眺めてながら過ごしていました。
トータル30分くらいの外出でしたが、人通りはほぼゼロで太陽の光を浴びたり身体を動かしたりして心身のバランスを保っていました。
今は寒くて難しいかもしれませんが、お勧めですので是非お試し下さい。