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Brotherhood vol.35


つい先ほど備忘録を書き上げた後に、「そういえば先にコレを書かなきゃ」と思い出し、急いで連続執筆に励む井田です。

さて、来たる2/5(月)にSPACE ODDにてBrotherhood vol.35が開催されます。今年からの自分としてのチャレンジでもある、公演に出るアーティストの紹介記事をここから始めようと思いまっせ。

前回のBrotherhood vol.34の記事も、出演者やお客さんで読んでくれた人がいたみたいで凄くうれしい。夜の最前線のオオカワからはビール奢れと催促されたので奢らせていただきました…。
それにしても、4組とも違うベクトルのパワーが溢れるステージでしたね。THE LAST MEALからLymまでお客さん目線で楽しませてもらいました。

ほんで2/5(月)は4組中3組が初出演という、どうなるか予想がつかないワクワクDAYです。毎度言いますが紹介順は出番順ではないのであしからず。


soshaku

今回出演の中で唯一の過去出演経験ありのバンド、soshaku。
とはいえ、前回出てもらったときからだいぶ編成が変わっているそうなので、もはやほぼ初出演かもしれない。曲もいろいろ新しいの出来てるんだろうな、楽しみだ。

オルタナティブポップバンド、というジャンルとしての枠組みだけにとらわれない様な、様々な表情をステージで見せてくれるバンド。現在はフロントマンが1人→3人と3倍になっている(マジ?)のでそれはライブを見てみないと感想は言えないんだけど、前体制の時からのフロントマンであるゴトウ君はパワーもありつつ、緩さもあって、その緩急の付け方が絶妙。

元々彼らをブッキングしたのは、「愛のまんま」という曲に俺が勝手にドハマりしてたのがきっかけで、初出演の時それをやってくれたのはマジで嬉しかったな…ドラムのタシロ君は昔会ったことがあったけど、あんなにスマートかつ芯のあるドラマーだったなんて。先に言ってください。

兎にも角にも、新体制のsoshakuが楽しみです。酒を飲みながら観ることを強くお勧めします。


SLOWBOAT

こちら初出演の4人組ロックバンド、SLOWBOAT。昨年始まったばかりで、出来たてホヤホヤ…かと思いきや、この前別のライブハウスで見たんですが普通に歴戦の猛者みたいなライブしてました。メンバーが普通にみんな強い。バンド歴を逆詐称してほしい。もう5年目です、みたいな。

なんとボーカルは前述のsoshakuのメンバー(フロントマン)でもあるということで、この日は2ステージお願いすることになります。酒、奢ります(マジ?)。

そしてドラムはハルキボーイ。彼は新宿ロフトのブッカーでバリバリやっているナイスガイ。正直この前ライブを見るまでは本当にドラム叩けるのかイメージが無さ過ぎたのですが、めちゃくちゃしっかり叩いてました。俺の2億倍上手いです。

彼らの曲はどこか懐かしさを感じる王道ギターロック。ギターロック、と一言に言っても幅広いですが、2020年代のギターロックというより、俺が高校生くらいの2010年代の王道、ストレイテナーみたいな香りがします。自然と体が動いてしまう、そんな曲をたくさんこさえて居るバンドですね。こういったムーブメントはまた起きてほしいし、その中心にいてほしいバンドだな~。

*Youtubeの映像が見当たらなかったので割愛。ライブ見に来て。間違いないので。


WOLVEs GROOVY

こちらも初めましてのバンド、WOLVEs GROOVY。なんとまたしても2023年に始動したバンド。なんじゃい、バンドブームかいな。めでたいめでたい。

スリーピースで、メンバーそれぞれが活躍していた背景を持っており、個人的にはBaのアヤコノさん、Gtのましのみさんは普通に存じ上げてました。アヤコノさんとかTwitterでよく見かけてた、ベース上手い女性…え、めっちゃ若い!才能!みたいな。ましのみさんは以前実は前職の時に少しソロの活動のほうで関わっていました。覚えては無いと思うので、めっちゃ初めましてみたいな顔でいこう、そうしよう。

ライブはまだ見ていないので音源を聴いての印象になるんですが、グルーヴで繋がりたいという彼女たちの言葉通り、キメキメすぎないけど洗練されたバンドサウンドに透き通りつつ浮遊感のある声が乗っかって、非常に心地いい。あ、これ演奏技術がしっかりしてないと出来ないやつだ、と一目瞭然ならぬ一聴瞭然なやつです(こんな四字熟語はたぶんない)。

ゆらゆら揺れながら聞いてるところに、突然バシッとキメの部分が出てくると、ハッとさせられる。それだけでもこのバンドに耳を傾けたくなる、そんな印象を持ちました。ライブではどんな空気感を出すのか、期待が膨らみますねぇ。

再生回数も伸び伸びなMVを予習としてご覧ください。あ~、こういうバンド俺もやってみたいかも。いや、練習しなきゃ無理だ…。



リュベンス

最後に紹介するのは4ピースバンド、リュベンス。例に漏れず、こちらも初めましてのバンドです。名前だけは、他のブッキングイベントの告知などで見かけていて気になっていたのですが、タイミング合い遂に呼べました。

実は、この日一番”SPACE ODDで見たい”バンドはこのリュベンスかもしれません。流動的でふわりとしたバンドサウンドに、その隙間を縫うように揺れ動くボーカル。こういうバンドは、私の経験上間違いなくSPACE ODDで映えます。天井が高く、音が伸びていきやすいこのハコでぜひ見てみたい。

演奏の技術、というよりこのバンドは絶妙なバランス感覚がとても好み。やっていることは意外とシンプルなのに、それがとてつもなく難しいバランスの中で行われている、というイメージなんですよね。この4人のこの音像の重なりだから生み出されるアンサンブルの妙…必見必聴ですよ。

最新トラック(じゃなかったらすみません)の「浮沈の朝」を予習でどうぞ。ホントに、いつの間にか売れてどっかデカいとこでやってそうだから、今のうちに呼べてよかった。


終わりに

というわけで今回も4バンドの出演、皆様オファーご快諾誠に感謝しております。直接伝えますが、先にここらで書いときます。

この組み合わせ、他ではあまりないかもな~と思います。てか、ほんとにこの組み合わせ正解なの?と思われる可能性もありますが、私の感覚的にはめちゃくちゃ面白そうな日だと思ってますので、ぜひお酒を片手に(飲めない人はウーロン茶とか)楽しんでいただければと思ってますので、SPACE ODDで首をなが~~~~~~~~~~くして待ってます。

それではまた。


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