テニバカ的女子テニスプレイヤー考察(第6回クリスティーナ・ムラデノビッチ)



 さてまたまた時間が空いてしまいましたが、なんだかんだでテニバカの女子テニスプレイヤー考察も第6回となりました。


 そして今回取り上げる女子テニスプレイヤーがクリスティーナ・ムラデノビッチですが、正直に言って今後のキャリアの展望として期待が全くできないということを明言します。あくまでそれはシングルスの話で、ダブルスはなんの問題もないことも、ここではっきり明言させていただきますが。


 ではなぜ期待のできないムラデノビッチを取り上げれるのかというと、それはムラデノビッチの置かれている状況を考察するのに丁度もってこいだったからです。


 そのムラデノビッチの置かれている状況ですが、現在男子テニスプレイヤーであるドミニク・ティームと恋愛真っ最中という状況です。


 そして今回の考察のテーマは「テニスと恋愛の両立について」となります。


 なかなか難しいテーマなので1つずつ進めていきますが、テニスと恋愛の両立が可能などうかをまず考えようと思います。


 テニスと恋愛の両立、両立は可能か不可能でいえば可能ですが、当然条件がつきます。それは恋愛をしながらでもテニスに集中できるメンタルが必要だということです。


 テニスと恋愛を両立させている女子テニスプレイヤーでいの一番に思いつくのはシャラポワだと思いますが、シャラポワを見ればテニスと恋愛を両立させるのはどれだけ難しいのかわかるような気がするのではないでしょうか。


 そしてムラデノビッチに戻るわけですが、果たしてムラデノビッチは恋愛をしながらもテニスに集中できるのかということです。そしてムラデノビッチがメンタルが強いか弱いかというわけですが、これは満場一致でメンタルは強くないと言い切ることができます。


 ムラデノビッチのメンタルの弱さはかなりの試合で散見されるので、どれを紹介するのもある意味難しいわけですが、競った展開になると考えすぎて裏目に出て、いらないミスで相手を助けてしまいそのまま敗戦になるということが珍しくないからです。


 そしてムラデノビッチは2017年シーズン後半から(つまりティームとお付き合いしだしてから)試合に集中できてないことが多くなり、それが初戦敗退を産み、それが半年以上続いたりと結果にはっきりと表れてしまいました。


 ここでダブルスに関して問題ないことも触れておこうと思うのですが、それはメンタルの弱さはダブルスのパートナーが1ポイントごとに励ましてくれるわけで、これを緩和できるわけです。シングルスでよくメンタルがきれるプレイヤーがダブルスで荒れるようなことを見たことがありません。


 最後に纏めに入りますが、ムラデノビッチの今後のシングルスのキャリアを考えるとメンタルの改善がこのままならティームと別れてテニスに集中しないといけないことになります。というかテニスに集中することシングルスでキャリアを充実させる絶対条件になるからです。現状ムラデノビッチの母親がコーチをやっていますが、このメンタル問題は解決するのは難しいままでしょう。なぜ難しいのかといえば、とんでもなくメンタルの強いモニカ・セレシュが「トップになるにはテニスが全てでないといけない」という名言もあるように、それだけ2兎を追いながらテニスに集中する難しさを語っています。


 次回第7回になりますが、年齢的に油が乗り切って取り上げるべきプレイヤーを忘れていたのでここで取り上げようと思います。それは2017年全米女子シングルス優勝者のスローン・スティーブンスです。


#女子テニス #ムラデノビッチ



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