テニバカ的女子テニスプレイヤー考察(第10回キキ・ベルテンス)
最初に女子テニスプレイヤー考察がめでたく10回を数えることができました。しかしながらここまで時間が経ちすぎたのもまた事実であり、そこはすいませんとしか言いようがありません。
さて本題に入ろうと思いますが、ここまで時間が経ちすぎた理由も絡めて進めていこうと思います。
キキ・ベルテンス。一言でいえばオランダ女子テニスの歴史を塗り替え続けるオランダ女子テニスの顔というべきプレイヤーである。トップ10達成、ファイナル出場とオランダ女子テニス界を新たな世界に導いたと言える。
その強さは特にクレーで発揮され、コンパクトで鋭いアングルのフォアハンド、悪くないバックハンド、ループボール、スライス、ドロップショットは全て平均レベルを上回るバランスを持つ。だからこそ、2019年の全仏では食中毒にあたり、試合をしてみたものの泣く泣く棄権せざる得なかったのは残念だったわけで、この記事を書くタイミングを見失ってしまったところである。
だからこそ、オランダ女子テニス初のグランドスラム優勝は、ベルテンスだけでなくオランダの全テニスファンを背負って戦うことになるわけで、クレーでのベルテンスは、なんか気持ちがより入っているように感じてしまう。
ベルテンスも30歳という年齢が差し迫っているので全仏優勝のチャンスはそう多くない、だからこそクレーのベルテンスは女子テニスを見る要注目ポイントといえよう。これを日本人である自分が言っているのがなんか変ではあるが、質の高い試合が見たいとなれば、クレーのベルテンスは外せないし、見逃せない。
さて次回予告になりますが、ココ・ガウフをがっつり掘り下げてようかなと思います。初期のnoteでガウフに触れましたが、あまりにも想像以上の成長スピードなので、その成長スピードの速さによるキャリア展望をやりたいと思います。