サーシャコーチが去ることになっても尚やってくる大坂なおみ時代をより深く考察してみる


 さて予告通りに始めることにしますが、冒頭のタイトルにも書かれている通りあまりにもびっくりする出来事が起きてしまいました。それはサーシャ・バジンコーチとの契約を大坂なおみが緊急で契約を切ってしまったからです。当然世間の反応は、全豪優勝して大坂なおみ時代の到来を皆予感したところでの、今後のキャリアに大きな不安を落とし、また日替わり女王時代になってしまうのかといった大きな不安です。カサキナがオスタペンコばりに陥落してしまう不安がある中で、まさか大坂なおみまでオスタペンコみたいな陥落が起きてしまうのかという可能性すら想定しないといけない。


 ただそんな悲観している声もあるが、自分はそうは悲観するものではないと思っている。ここまで伸びてしまった訳ではないが、可能な限り情報は集めてみた。大坂なおみの全豪での情報を集めれば集めるほど、サーシャコーチとの不仲であることがはっきりとわかってきた。背中が痛いといって練習をキャンセルしたり、練習をやっても10分、20分だったりと、とてもじゃないがサーシャのバックアップを受けていたとは思えない。というかサーシャをなるべく避けながら全豪を戦いきり優勝してみせたのだ。大坂自身、メンタルダウンと戦い続け、インナーピースやら3歳から4歳、5歳へとメンタルを成長させてみせた。これは大坂なおみ自身で解決してきたことであり、全豪を優勝という結果がサーシャコーチと別れを決断する決定的なことであったと考察する。今後の大坂なおみがよりより注目することになってしまったが、サーシャがいなくなった影響は大坂なおみのメンタルに注目すればいいことである。全豪で大坂なおみのメンタルは進化していたので、これがブレるようなことがなければさほど問題があるとは思えない。ポジティブな面でいえばコーチの力がなくても地力で大坂なおみ自身のメンタルをなんとかしてしまえることになり、他のプレイヤーからしたらほぼほぼ隙がないプレイヤーへと進化するのかとも思う。


 最後にサーシャコーチがフリーになって、果たして次に誰のコーチになるのかも当然注目になるのは間違いない。セレナのヒッティングパートナに戻るとかあることないこと噂もあるが、やはり若手の有望株のコーチになり大坂なおみのライバルを作り上げることになれば、女子テニス界にとってこれほど最高なことはないと思っている。


#女子テニス #大坂なおみ

 




いいなと思ったら応援しよう!