監督不行届 安野モヨコ

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監督不行届
安野モヨコ

だいぶ昔の話ですが、庵野カントクについて調べる流れで、安野モヨコさんが庵野カントクに嫁いだ偶然がすごいなと思った。
安野モヨコさんがいなかったら、シン・エヴァンゲリヲンもなかったかもしれない。
そういう支え合いがあってこそ、世界が成り立っていることを素晴らしいと思うのです。

何故このマンガを手にした?

最初のアニメ版の頃は、実は苦手な作品だった。狙いすぎている感じがして、好きにならなかったのだ。新三部作がスタートした頃から、すべてチェックしてみるようになった。シン・エヴァンゲリオンに至っては、映画館に4回行った。DVDや動画サイトで見れる前に考察してはその確認をしに行ったのだ。自分の店に来店したお客さんに「あそこはあーだ。こうだ。」と聞いたり聞かせたりしながら、新しい情報があると、その確認に、また映画館に足を運んだ。何回目だか忘れたが、ちょうど上映がスタートするのが4DX(大韓民国のCJグループ傘下のCJ 4DPLEX社が開発した映画館用の体感型アトラクションシアターシステム、見積お願いします。水とか風が出る。)という時があり、「ひょっとして、L.C.Lの匂いが再現されているかも!」と期待して観覧した。映画を見たことある方ならわかると思いますが、序盤のパリのシーンでものすごい激しい戦闘が行われるため、購入したポップコーンが舞い、ドリンクは飲めず、えらい目にあっただけで、L.C.Lは全く匂いませんでした。
それでも映画は最高におもしろかった。
「監督不行届」をみていると、安野モヨコさんから庵野カントクへの愛や尊敬を感じる。普段の生活の中で、とてもよく観察をして、大事にしている姿を想像することができます。
また、シン・エヴァンゲリオンのエンディングでアスカではなく、マリの手を引いて駆け出していくシンジに、妻への感謝を込めていたように思います。
「監督不行届」はDVDもぜひ一緒に見て欲しい。

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