ゼロ・トゥ・ワン ピーター・ティール
毎日本を読む9/15
ゼロ・トゥ・ワン
ピーター・ティール
日本人で、日本国内でこんな授業をしている人がどこかにいるのだろうか?どこの大学でも「就職活動」を当たり前のこととして組み込み、サラリーマンを製造する出口としての機能を担っている。
仕方ないのかな・・・?
水平思考から垂直思考へ
水平的進歩は量×質×スピードの戦いになる
これは誰もがやっているレースで過当な競争になって、結局は価格競争に陥ることになる。
垂直的進歩は独占的に価格決定力を持つ
「まったく新しい何かを生み出す」ことで圧倒的な決定力を持つことになる。結果、飛躍的な成果を独占的に得ることができる。
【どんなビジネスでも答えを出すべき7つの質問】
垂直的進歩のために7つの質問にこたえることで評価できる
エンジニアリング
段階的な改善ではなく、ブレークスルーとなる技術を開発できるだろうか?
また、未来的なものであるかどうか?
タイミング
このビジネスを始めるのに、今が適切なタイミングか?
独占
大きなシェアが取れるような小さな市場から始めているか?
二番手よりも10倍の優位を。特定のニッチな市場で確実に優位に立つ。
人材
正しいチーム作りができているか?小規模でも優秀なチームを。
販売
プロダクトを作るだけでなく、それを届ける方法があるか?
効果的なマーケティングと営業が必要で効果的なマーケティングと営業が必要。
永続性
この先10年、20年と生き残れるポジショニングができているか?
隠れた真実
他社が気づいていない、独自のチャンスを見つけているか?
業界の問題点や課題を解決する新しい方法を提供することができれば、それは強力なビジネスチャンスとなります。
この7つを満たしたビジネスを創出することで成功するかどうか判定できる。
起業するにせよ、投資するにせよ「独占的な」企業を目指すべき
ていうことを言っているわけですね。
自分以外は「そんなこと無理だ」というようなことに、確信を持って邁進する。理屈で理解しても、どうあったら行動に落とし込めるのだろう?
あと、そうまでして爆発的な成功を目指す理由って、なんでしょうね?
なんのために?その意欲はどこからくるのだろう?
アメリカの一流大学のエリートならではの欲なのかな?
まずは「どう生きたいか?」に照らし合わせて、身の丈に合ったライフスタイルを得るための、学びの一つとしてこのくらい振り切ったものに触れてみるのもよいと思った。
そして、私が好きだと思っていた「ゼロイチ」は、著者の概念からしたら、まったく違うと感じた。
あくまで既存のものの延長上に毛が生えたくらいのもの。
ピーターが言っているのは「レゴを創出すること」であり、
「レゴで何かをつくること」ではないのだ。
今後は自分のことを「レゴ好き」くらいにいうことにします。
確かに僕は小さいころから、レゴ大好き。(笑)
そのくらいがちょうどいいよね。