孤独のすすめ 五木寛之

毎日本を読む1/16
孤独のすすめ
五木寛之

引き続き、孤独はテーマ
みんな孤独
そして、わがまま

なぜこの本を手に取った?

高齢者が孤独について書くと
「別に大丈夫」という内容が多くて、結局のところ「無理してる」という内容が多い。
いろんな言い訳をこね回して、ほら、私って賢いでしょと、寂しさと闘ってみたり、逃げてみたり、もがいている。

不安についてのよもやまを、あーでもないこーでもないと本にできるような人は、本当の孤独なんか知らない。
本当に孤独で辛い人は、声すらあげられないものだ。どこにも届かない、動物の嗚咽のようなうなりを、誰にも届かない場所で響かせている。施設や病院の片隅、一人暮らしの部屋、会社の窓際、学校の教室で。

もう一度言おう
余裕かましたやつにしか、孤独についてなんて書いてらんないんだよ。


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