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50歳からのごきげんひとり旅 山脇りこ

毎日本を読む9/29
50歳からのごきげんひとり旅
山脇りこ

料理研究家としてのレシピ本も素晴らしいのですが、
ライフスタイルにも注目されるりこさん。
セレブなのにドヤってない感じで、可愛らしい。
ベストセラーになってるこの本を読む日が来た。
初めての旅エッセイ。

なぜこの本を???

まず驚いたのは、りこせんせいがモツはレバー以外食べたことがなかったということ。
探究心でなんでも試していると思い込んでいました。(26p)
滋賀のサカエヤさん、早速Googlemapに保存。

旅のノウハウそれぞれ


第1章では、著者の旅に対するルールやちょっとしたポイントが書かれています。

旅の5つのルール

  1. 気ままに歩く

  2. できるだけ公共交通機関で動く

  3. 疲れたら早めに休む

  4. 用心深く。無理な冒険はしない

  5. 凹まない、怒らない、すべてをポジティブに受け止めよう

りこさんの一人旅は、公共交通機関で移動できる範囲で、なるべく足で歩いて回って楽しむスタイルなんですね。
旅の組み方の骨子がシンプルになっていてすてきです。

ホテル選びのポイント

旅において宿泊先の選定は非常に重要なことだと思います。
自分が各地へ出向く時も、宿を選ぶ選択基準があります。
本書を読んで、人によってこうも宿の選び方が違うのかと思いました。

りこさんは

  • 清潔さ

  • 安全性

  • 立地

を、3つの条件に挙げています。
私も特に海外においては、この3つが何より優先だと思います。
女性の一人旅ならなおさらです。

立地は旅のメインや食事とのからみ、
公共交通機関利用の有無で変わってくるとおもいますが、
内装やサービスも含めた「居心地」というのも無視できないですし、
当然コストだって無限にというわけには参りません。
ただ、もういい歳ですし毎行く場所で「これがここに来る最後かも?」と思うと、泊まれる一番ベストな選択をしたいと強く思います。
私の場合、各地にある名宿も目的そのものだったりしますので、
いつかは泊まってみたいに泊まるのも、
自分の機嫌を取るひとつの手段だと思います。

『ごきげん』というテーマは、旅だけでなく、50代以降の人生においても大切なことだと思います。
自分自身に心を配り、常に心地よい状態を保つよう意識する必要があります。若い世代に迷惑をかけないように、意識して取り組むべきだと感じます。

読んでいると、著者が旅を楽しんでいる様子が伝わってきて、「自分もどこかに行きたい!」と感じました。他の人の旅エッセイを読むと、その土地の新たな一面が見えるんだなと思います。いろんな場所の旅エッセイを読んでみるのも楽しそうですね。




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