スクリーンショット_2019-09-29_18

熱海で「大巨獣ガッパ」を観る。

去年からスタートした「熱海怪獣映画祭」のプレイベントとして、「熱海魚市場」で上映された「大巨獣ガッパ」を観に行った。

熱海は 駐車場が高い ので、クルマは最寄り駅の駐車場に入れて、電車で行った のが、そもそもの 大間違い だった。
熱海魚市場」は、「熱海駅」から、歩きでは、もの凄く遠いのだ。
到着した時には、開演時間を5分過ぎ ていたし、全身汗びっしょり
しかも、帰路は、もの凄い坂道 を延々登って「熱海駅」にたどり着かねばならなかった。熱海の地勢 を、完全にあまく見ていた。

そういうわけで、不快極まりない気分 で上映会場に入ると、座敷席の会場 は、人でいっぱい。やっぱ、無料だと集まる なぁ・・・。
そういう自分も、無料 じゃなかったら 行かなかった と思うけど・・・。

ロハなので、文句を言える筋合いでは無い のだが、酸欠になりそうな狭い空間 で、足は痛いわ、扇風機の風は届かず、暑いのなんの。まるで 我慢大会 のような上映会だった。(耐えきれず、途中退場 してしまったのは内緒・・・)

で、作品だが、一度は観ているはずなのに、まるで 覚えが無い
しかも、出演陣は、当時の若手大スター総出演!!!
特に、22歳の 山本陽子 が輝いていた・・・。
ちなみに、山本陽子 は現在、熱海在住 とのこと。

しかし、肝心の作品は・・・どうしょうもなく 子供だまし だった。
ハリボテの風景 に、着ぐるみ感丸出しの怪獣。南海の孤島の住民は、信じられない事に、日本人の役者を黒く塗って代用 するという マンガのような 設定。
あと、大人気ないツッコミ だが、ガッパ って、恐竜じゃなくて鳥らしいが、羽根があるのに前足がある って、生物学上 おかしくないか?
とにかく、あまりの レベルの低さ に、笑うしか なかった。

ハリウッドの SFX 作品 を見慣れている 現在の子供たち は、こういう作品を観て、どう思うんだろう? シャレにして楽しむ 心の余裕 があるんだろうか?
思うに、こういう作品を楽しめるのは、小学校低学年まで じゃないのか?

今回、「大巨獣ガッパ」が上映されたのは、熱海の街や熱海城が舞台 となった作品だからだと思うが、「熱海怪獣映画祭」って、昔の怪獣映画を観て懐かしがる のが目的 なんだろうか? それなら DVD で観れば、十分だと思う。
大巨獣ガッパ」を観て、改めて「熱海怪獣映画祭」は、懐古趣味 を目指すのではなく、新しい怪獣映画 を見せるべきじゃないかなぁ。

11月24日 には、新作の怪獣映画 も上映されるらしいので、期待したいと思うが、安っぽい子供だましの作品でない ことを祈るばかりだ。
・・・とは言え、スタッフの皆さんには敬意を表したい

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?