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民泊代行サービス???

この「note」宛に、とある女性 からメールが届いた。
自分は、函南町にある知り合いの民泊をお手伝いしている・・・」という内容。
函南町で民泊をやっている のは、自分だけ だと思っていたので、ちょっと ショック だったが、民泊新法が出来て2年経った のだから、新たに函南町に民泊 が出来ても全然、不思議じゃない。それで、すぐにプロフィールの「函南町で唯一」という文句を「函南町で第1号」に改めた。

この女性とは、メールで何度かやり取りし、つい先日、うちを訪ねて来て くれた。
それまでに、個人ではなく、会社組織 として「民泊の代行サービス」をやっているという事を教えられていたので、それが一体、どんなものなのか、非常に興味 があった。

ご存知の通り「民泊」は、「オーナーが住んでいる物件にゲストを泊める宿泊施設」である。だから、本来「代行」というのは有り得ないのだが、オーナーが住んでいても、旅行がち だったり、住民票だけ置いて、実際は別の場所で暮らしている 場合(これは違法だが・・・)も想定されなくは無いので、そういう意味では「代行サービス」は、有りかも知れない。

実は、だいぶ前に、知り合いが別荘を買ったのだが、使ってない時 に「民泊」として貸し出したいと 相談を受けた 事がある。その時は、知り合いが 別荘に住民票を移す気が無い らしかったので、「民泊」として申請するのは 無理・・・という結論に至った。

話を戻すが、ウチを訪ねて来たのは、まだ 30代前半の美しい女性 で、民泊代行サービスを行う会社 を、自ら立ち上げ、すでに 日本各地で事業を展開している のだった。いやぁ、最近の 女性起業家 って、凄いわ!!!

これまでは、ほとんど クチコミ で仕事を取って来たらしいが、話を聞いてみると、これから 需要が高まりそうな職種 だという気がした。

ウチなんかは、月に2〜3組のゲスト が、ちょろちょろっと来るだけなので、寝具の洗濯や部屋の掃除 は、当然、自分がやっているが、オーナーが不在の場合、一番厄介なのが、この 寝具の取り替えと掃除 だ。

その女性社長によると、現地で 業者 に頼んだり、地元のお母さんたち と仲良くなって、アルバイト感覚で手伝ってもらう・・・との事だった。
ちなみに、掃除 を業者に依頼すると、1回あたり8千円くらい になるらしい。
ワォ!それって、ウチの 宿泊費より、全然高い じゃん!

年間180日 の営業で、一度に 1名か2名 しか泊められないような規模だと、代行サービスは、全く合わないが、大きな古民家 や ログハウスの別荘 などで 多人数を泊められる施設 なら、必要かもしれない。

調べてみると、首都圏 には、この「代行サービス業者」が沢山あった。
しかし、地方 では、まだまだ 進出が難しそう だ。
遠隔地 で、実際に掃除 をしたり、寝具を取り替えたりしてくれる人を確保する のは、並大抵の事では無いだろう。

しかし、それが出来るなら、地方に 新たな仕事を創出 出来るし、空き家の有効活用にも繋がる のではないかと思う。
今回、くだんの女性社長から、「民泊」は、オーナーが住んでなくても、いくつかの条件をクリアすれば認められる・・・という事を教えてもらったのが、大きな収穫だった。
(自分が申請に行った保健所の職員は、そういう選択肢を何も知らなかった。)

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