久しぶりに、大沢在昌「新宿鮫シリーズ」に嵌って、時間が経つのも忘れたズラ〜!
今日は、クリスマスイブイブ。
2019年も、残すところ 8日。
まぁ、クリスマスも年末も、自分に取っては 暦の上だけ の事・・・。
今月は、民泊の予約も 2組のみ。閑散としたものだ。
しかし、振り返ってみると、今月は、あっという間 だった。
なぜかと言うと、珍しく 読書に嵌っていた からだ。
大沢在昌の「新宿鮫シリーズ」を 最初から読み通してみよう と思いついて、「ブックオフ・オンライン」で 大人買い したのだ。
1冊200円で10冊。
最新号「暗約領域 新宿鮫Ⅺ」(2019年11月)は、図書館に予約し、短編集「鮫島の貌」(2012年1月)は、これからのお楽しみ。
以下が、新宿鮫シリーズ10巻。
新宿鮫(1990年9月)
毒猿 新宿鮫Ⅱ(1991年9月)
屍蘭 新宿鮫Ⅲ(1993年3月)
無間人形 新宿鮫Ⅳ(1993年10月)
炎蛹 新宿鮫Ⅴ(1995年10月)
氷舞 新宿鮫Ⅵ(1997年10月)
灰夜 新宿鮫Ⅶ(2001年2月)
風化水脈 新宿鮫Ⅷ(2002年3月)
狼花 新宿鮫Ⅸ(2006年9月)
絆回廊 新宿鮫Ⅹ(2011年6月)
実は、順番はバラバラだが、ほとんど一度は読んでいた。
しかし、読み返してみると、内容をすっかり忘れていた。
だから、再読でも 新鮮だった し、順を追って読んでみると、また 違った読後感 があった。
このシリーズは、大沢在昌氏の 出世作 で、第2巻の「毒猿」は、直木賞を獲得 している。物語は、鮫島 という、キャリア でありながら、第一線の刑事 として 警視庁新宿署生活安全課 で、単独捜査 に当たる アウトサイダー を主人公にしている。
あまりにも 主人公の遵法精神が強過ぎる のが鼻に付くが、とにかく 面白い。
最近、老眼 が進んだせいで、読書から遠ざかっていた のだが、このシリーズを読み始めてから、久しぶりに読書に嵌ってしまった。
このシリーズを読み始める前に、田中光二、半村良 などの作品を読み返したが、集中して読み通せなかった・・・。
それが「新宿鮫シリーズ」を読み始めるや、寝食を忘れて・・・と言うほどでは無いものの、時間が経つのも忘れて、読書に 没頭 する事が出来た。
やはり、何かに 没頭 すると、余計な事を考えるヒマが無い ので、毎日が、あっという間に過ぎていく。
後に何が残るか と問われると、特に 何かが残るわけでは無い が、自分以外の、別の人生を追体験したような気分 になれる。これは、映画 でも同じだ。
それに、何もしなかったよりは、何かをした・・・と言う 満足感 がある。
まだ2巻、残っているが、シリーズ10巻 を読んだ後は、同じ大沢氏の「アルバイト探偵シリーズ」を読んでいる。
不安なのは、大沢作品 を読み終えた後、老眼をおしても読みたいと思える作品 に出逢えるかどうかだ。
これまで 高橋克彦氏 と 今野敏氏、川瀬七緒氏 の作品に嵌り、三氏の作品は、ほぼ読破しているが、出来れば 再読 では無く、新たな出逢い が良い。
伊豆の山の中でセカンドライフを送るようになって、孤独を癒すために「民泊」を始めたが、いくらゲストがやって来ても、月の大半は、独りだけの生活。
それはそれで 不満は無い のだが、どうしても 時間を持て余してしまう。
やはり、少しでも充実した毎日を送るには、何かに没頭している時間 を多くする事が大切だと思う。その為には、出来るだけ多く、面白い作品と出逢う 事だ。
自分が、作品を作る側 に回れれば一番良いのだが、こればかりは 才能 が必要だ。
残念ながら、自分に、それは無さそうだし・・・。
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