見出し画像

脳生理学的に「幸せになる」方法とは?

伊豆の山の中でセカンドライフを送っているペースケです。

ここのところ何故か気持ちが塞ぐ事が多くなりました。

新しい事にチャレンジしようと言う気力も有りません。

うつ病の初期症状なんじゃないかと不安です。



そのせいか最近、脳に関する本をよく読んでいます。

今回、幻冬社から出ている「ブレインフィットネスバイブル」と言う本を読みました。


内容的には、あまり意外性は感じなかったのですが、岩手医科大学の駒野宏人教授のインタビュー記事が興味を惹いたのでご紹介したいと思います。

画像1


人間の「幸福感」に関する話なのですが、普通、人間が「幸せを感じる」のって、その人の「環境」や「状態」によると思うじゃないですか?
でも、脳生理学的に分析すると、人間(生物全般)が「幸せを感じている」時には、ある神経伝達物質やホルモンが分泌されているわけです。

それは、俗に「幸せホルモン」と呼ばている「ドーパミン」「セロトニン」「オキシトシン」です。(ドーパミンとセロトニンは、ホルモンでは無く、神経伝達物質ですが・・・)



で、「ドーパミン」は、短期的で強い快感をもたらし、「セロトニン」は、中長期的な安心感や安らぎをもたらします。
また、愛情ホルモンとも呼ばれる「オキシトシン」は、人と人の繋がりによる安心感や愛情をもたらし、また「ドーパミン」や「セロトニン」の産出を促す効果もあるそうです。



要は、この「オキシトシン」「ドーパミン」「セロトニン」が適度な割合で過不足なく産出されていれば、人間概ね「幸福感」を感じられると言うことです。



そこで、どうすれば、これらの神経伝達物質やホルモンをバランス良く産出する事が出来るのか?



まず「オキシトシン」は、好意を持った人とのスキンシップ、家族とのだんらんや心を許せる友人との食事や会話、またペットとの触れ合いなどによって産出されます。



そして「ドーパミン」は、快楽を感じたり、この先、感じるだろうと言う期待感が高まると産出されるのですが、豆腐やおから、納豆や煮豆、カフェインやスパイスを食べる事でも産出されます。



「セロトニン」は、太陽の光を浴びたり、ウォーキングなど一定のリズムで運動することで増加するといわれています。
 

また「セロトニン」は、その材料として必須アミノ酸の「トリプトファン」が必要となります。


しかし、「トリプトファン」は体内で生成できないので、食事から摂らなければなりません。「トリプトファン」は、そばやスパゲッティ、豆腐や納豆などの大豆製品、卵、まぐろ・かつおなどの青魚、レバー、乳製品、鶏肉、バナナなどに含まれています。



まとめると、人やペットなどとのスキンシップを増やし、太陽光線を浴び、適度にリズミカルな運動をし、大豆製品や卵、青魚、乳製品、鶏肉を積極的に摂取する事により、「幸せホルモン」の産出を増やす事が出来ると言うわけです。



これで人生に「幸福感」を感じられるなら、言う事は有りません。
脳生理学的に「幸福」になれるわけです。
私も含め、皆さんも「幸せホルモン」を増やす生活を、日頃から心掛けてみてはどうでしょう?

ちなみに「幸せホルモン」がバランス良く産出されていると、活力が漲り、人生を成功に導いてくれる確率が高まるそうです。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?