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新型コロナ・パンデミックで、自炊と引きこもりの2020年が終わろうとしている・・・

言うまでもなく 2020年は、新型コロナ・パンデミックの年だった。
年末の時点で、世界のコロナ感染による死亡者数は 176万人。
感染者数は 8080万人にのぼるそうだ。

しかし、近代におけるパンデミックは以下の通り。
1位 ペスト・黒死病(死者数2億人・1347年〜1351年)
2位 天然痘(死者数5600万人・1520年)
3位 スペインかぜ(死者数4000万人〜5000万人・1918年〜1919年)

世界規模のパンデミックとは言え、過去の疫病による死者数に比べれば、あれっ???・・・と思うくらい少ない。
それなのに、なんで、こんなに大騒騒ぎしているのか?

新型コロナは、現在進行中の疫病なので、これから増える可能性は十分にあるけれど、それにしても新型コロナの20倍以上の死者が出た 1918年の「スペインかぜ」の時、緊急事態宣言なんか出なかった。

今回のパンデミックは、どうして特別なのか?
それは、致死率が高い事とワクチンが無い事が大きな原因らしい。
季節性インフルエンザは、致死率 0.1% なのに対して、新型コロナウイルスは 4.6% と言われている。

そして、今回の新型コロナウイルスには、ワクチンが無いので、全体の60%の人が感染するまで終息しないと考えられている。
これを日本に当てはめると、1.2億人の 60% すなわち 7,200万人が感染しなければ終息しない。致死率が仮に1%としても72万人が亡くなる計算だと言う。
4.6%なら 331万人が亡くなる。
しかし、2020年12月現在で、感染者数 22万人、死者数 3,300人。
予測される死者数の千分の1である。

以上が、新型コロナの現状だが、とにかく、この一年は、じっと我慢の一年だった。他人との接触自粛、外出自粛が当たり前となり、海外との行き来も、ほぼ出来なくなった。

自分に取っても、この一年は、引きこもりが常態化した年だった。
まぁ、伊豆の山奥に移り住んだ時点から、ある程度の引きこもりは、想定内だったが、3日に一度の温水プールや、気晴らしの外食すら行かなくなり、その度合いが急激に高まってしまった。

しかし、悪いことばかりでも無い。外食しなくなった代わりに、自炊に目覚めた。
これまでは、自炊と言っても、加工食品や冷凍食品に頼っていたが、コロナ禍以降、素材から調理する事を覚え、その調理行程に楽しみを見い出せるようになった。

そして、引きこもりの救い主となったのは、もうひとつある。Amazon prime だ。月々500円の会費を払う事で、かなりの数のTVドラマや映画が見放題。音楽も聴き放題。Amazon で購入する品物の送料も無料になる脅威的なシステムである。

Amazon は、独占禁止法違反とか宅配業者いじめとかで、いろいろ叩かれてはいるけれど、これだけのサービスを、この料金で実現できる企業は、世界広しと言えども Amazon 以外に無いんじゃなかろうか?
日本企業で、もし、やれるしたら SoftBank くらいだが、SoftBank は、採算が合わないので、まず、やらないだろう・・・。

それなら、Amazon は、なぜ、やれるのか?
恐らく、10年先、20年先を見越しているに違い無い。
それに耐えるだけの資本力があるのだろう・・・。

話が逸れたが、とにかく、2020年は、新型コロナ・ウイルス一色の年だった。
2021年も、間違いなく引きずるだろう。
そして、引きこもり生活は、まだまだ続きそうだ。
運動不足だけは、何とかしないと・・・。

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