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入試問題文を聴いて覚える化学!九州大学(2021年)

合成繊維,合成樹脂,乳酸
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下記,九州大学(2021年)で出題された入試問題文です。

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合成繊維には,ポリエチレンテレフタラートに代表されるポリエステル,ならびにナイロン66に代表される〔 ア 〕などがあり,これらは〔 イ 〕重合で合成される。また,ポリエチレンテレフタラートの主原料となる2価カルボン酸とp-フェニレンジアミンの〔 イ 〕重合によって得られる〔 ア 〕は,特に,〔 ウ 〕繊維と呼ばれている。

 一方,ポリエチレンやポリ塩化ビニルなどは,〔 エ 〕重合で合成される高分子であり,これらは加熱により軟化・流動する性質のため,〔 オ 〕樹脂と呼ばれている。
 
 合成樹脂は自然界では分解されにくい。そこで,自然界の微生物によって比較的容易に分解される合成樹脂が開発され,実用化されている。このような樹脂を〔 カ 〕樹脂という。
 たとえば,トウモロコシなどのデンプンから得られる乳酸を原料としてポリ乳酸が合成され,食品トレイや包装用フィルムなどに用いられている。

 ポリ乳酸は,土壌微生物によって分解され,二酸化炭素と水になるが,われわれの生体内でも代謝され,数ヶ月で加水分解されて生体外へと排出される。

 乳酸の〔 イ 〕重合では低分子量のポリ乳酸しか得ることができない。そこで,低分子量のポリ乳酸から,乳酸2分子が脱水縮合した環状ジエステルである化合物Aをつくり,これを〔 キ 〕重合させて高分子量のポリ乳酸を合成している。
 また,乳酸と同様に次の構造式で表されるグリコール酸の環状ジエステルである化合物Bを〔 キ 〕重合させることで高分子量のポリグリコール酸がつくられる。

 乳酸とグリコール酸を〔 イ 〕重合させて得られる高分子素材は,外科手術用の吸収性縫合糸として用いられている。このように,2種類以上の単量体を混合して行う重合を〔 ク 〕重合という。


■問題
〔 ア 〕から〔 ク 〕に入る適切な語句を答えよ。


※一部略

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