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がんばろう日本!
昨日は久しぶりの娘とのデートだった。
娘は結婚してまもなく妊娠。現在名古屋で暮らしている。
先週末産休に入り、時間ができたので、名古屋でお買い物をしようと誘ってくれた。二人きりは久しぶりだ。
私はワンピースを着て、楽しい時間が過ごせますようにと、胸元に縁起のいいブローチをつけて、出発した。
待ち合わせのカフェに遅れてきた娘は、急にお腹がせり出してきていて、歩くのが大変そうに見える。
でも、母になる柔らかさが、前回会った時より滲み出ているような、あるいは仕事から解放された安堵感か。
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待ち合わせのカフェでは、まずフルーツパフェを食べ、少し夏のサンダルを見て歩き、んじゃ休憩しようか、とケーキを食べに入り、百貨店を変えても収穫のないまま、疲れてタリーズでジュースを飲み、最後にもう一度サンダル探しに取り組んで、駄目押しに別れる前、夕食として牛タンのお店に入った。
女同士はこんな感じだ。特に何をしに来てる訳でもなく、食って喋る。
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娘の目下の話題は、出産準備と、産んでからの暮らしのこと。
平成子育ての私には、わからないことなので、「私はこうした、こうだった」など偉そうに言わないと心掛けているつもりだ。
驚いたのは、生まれる前から保育園の予約の順番待ちをするのだそうで。
産休明けまでに席が空かなかったどうしようと思いながら、一か八かで待っているそうで。
絶対職場復帰をしなければ、産休手当を受け取っているから。。。と。
子どもを保育園に預けて、女性も職場復帰できるようにとの施策もある一方で、保育園が空いていない。
数年前の『保育園落ちた、日本死ね!!!』のセリフがやっと身近に感じる。成る程これのことね。
若い夫婦が、もう何年もこの綱渡りをしているわけだ。無頓着でごめんなさい。
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結局昨日は、3つの百貨店をめぐり、4つの飲食店に入った。
そこで目に入った店員さんは、7〜8割女性だった。
アルバイトの子は大学生かな?高校生かな?
正社員の人は、この後子どもを迎えに行くのかな?
娘とそんな話をした後だったので、なんだか気になる。
働くのも大変、働かないのも大変、そんな女性達がお店を回しているんだね。
3つ目の百貨店で入ったタリーズから出た時だった。
塾のOGの子が、今年の3月、大学を卒業して働いているジュエリーのお店を目の前に見つけた。
もしやこの店舗?と思いつつ覗いてみると、ビンゴ!
うつむいて書き物をしているところに声をかけると、もちろん驚いて
「bannchan先生!会いたかったんです。
良かった、午前中は混んでたんですよ。
えー、仕事は楽しいです。接客は好きです。
でも、ドジしちゃって先輩に叱られて。。。
だから、ほんと先生に会いたかったんです。」
と目を潤ませて言ってくれた。
お化粧も、緩く巻き上げた髪も、立派な、綺麗な社会人になって。
華のある職場がとっても似合ってるよ。がんばれ!
でもこの子も、結婚して幸せになっても、娘と同じく子育てへの不安が生まれるのかな、とその話が頭から離れない1日だった。
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先日、私がもう一つ書いているはてなブログの方で、こんな記事を見つけました。
了承を得ているので紹介させて貰います。
ママの愛情が溢れ出ている、ほのぼのと癒される記事です。
この記事の少し前の、7月初めの記事で、出産後の職場復帰の為に子どもさんを保育園に預ける経緯や、共働きをやめるなら家計をどうするか、など同世代のママの声が聞こえてくる内容で書いていらっしゃいます。
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女性が綺麗って、本当に素敵なことだ。
周りのみんなが幸せを感じる。
働く女性の生き生きとした美しさ。
子育てをするママの柔らかな美しさ。
今日、どっぷり落ち込むことがあって、その気分のまま食料品を買いに行ったのだけれど、小さな子どもを連れたママが、子どもとお話をしながら買い物をしているのをみた。
子どもがママを見る笑顔、ママが子どもを見る笑顔、もうその光景に、無条件にこちらの顔がほころんだ。
女性の輝きを守ることができなければ、私達みんなの微笑みが減るということではないのかな。
難しいことを語れるブログではないので、
ただ妊婦さんや、子どもを連れた若い夫婦を見ると『頑張ってるね。ありがとう。応援してるよ。』と、必ず遠くから見て、パワーを送ることにしていることだけ伝えて、終えることにしよう。
※この記事は、7月半ばに書きかけたものに手を入れました。
はてなブロガーのふーみんさんには、感謝と、書かせて下さいと言ってからえらく時間が経ってしまったこと、お詫びします。ごめんなさい。