地下アイドル沼に転がり落ちた話
あれは11月末、音楽関連向けにしているYouTubeアカウントでおすすめに出てくるアーティストを適当に流していた時だった。
いくつか並んでいるサムネの中に、とても好みなビジュアルを見つける。
ん!?これは!?ってなってすぐ見た。
ネット上の行動は早いタイプなのだ。
そのサムネの動画がこちらなんですけども、
え、曲も良!!ってなってチャンネルにあったMV動画を全部見た。
全部めっちゃ好みに刺さるんだが…?
会社で2次元アイドル作ってる関係もあってか、アイドル=キラキラ美少女可愛いという概念に染まっていた頭を、ビジュ強い7人組に殴打された、そんな衝撃だった。
こういう系統お出しされたら好きになっちゃうよ~。
そしてこれは男装する女性アイドルもいるんだなという発見でもあった。
この行動がAIに嗅ぎつけられたのか、YouTubeのおすすめがアイドルになってきたのでいろいろ見て回った。
歌やダンスは他のグループの方が上手いなと思うことはあったが、ビジュアルも曲も萌え!てなったのはマーキュロだけだった。
YouTubeにアップされてる動画を全部見た。
Twitter, Instagram, Tiktokも見たが、SNSの方はあんまり張り付いてないので見逃がしが結構ありそう。
メンバー覚えてる段階のころ
しばらくはメンバー全員の顔と名前が一致してなかったし、見分けも不完全だった。
メンバーカラーはあるけど衣装に使われてなかったりするし、ビジュアル似てる子がいるしで見分けに結構苦労したのだ。
出会ったときは5代目衣装の白いやつだったんだけど、その時の髪色が2人ブロンド・2人プラチナで難易度高かった…
一番分かりやすいのは黒髪ツインテなカミテ、青赤セパレートのユウリ、青髪長身のキル。この3人はすぐに覚えられた。
ゼラ、タマキ、レンゲ、ニアの4人は衣装ごとにビジュアル違いすぎて全然わからん…てなりがちだった。
担当カラーすら入ってないの難易度高いって…!
今の理解した後目線で見ると全然違うわwってなるけど。
各メンバーの覚えたポイントとか
ミリしらは脱したもののまだ歴1か月の赤ちゃんである。初心忘るべからずというし、現段階の印象だったりを軽く残しておこうと思う。
(ハートの色は担当カラー、リンクは公式サイトのプロフ)
💙我執キル:一番の長身でイケメン枠、なのに声が可愛い。女装すると美人枠。ライブで歌ってる時振りに合わせてすごくいい表情作ってる。マーキュロ創始者
🩵藍咲ユウリ:歌唱力・ダンス力・仮装力を備えた魔人?圧倒的声量で司会や煽りをだいたい担当。ダンスの切れ味鋭くステージでめっちゃ輝くタイプ。SNS運用も上手い
💚翠城ニア:抜群の頭身バランス。2次元から出てきたのかな?!ステージだとダウナーな印象だから時々見せる笑顔が尊い。オタクがにじみ出てるのが同類的に好感度高い
💛雅楽代カミテ:途中加入した正統派美少女!顔整いすぎてて真顔だとマジ人形…なのにドスの効いた声も出せる意外性の持ち主。大抵黒髪ツインテなので見つけやすい
🩷芥タマキ:一度聴いたら忘れられない耳に残る個性的な歌い方。この容姿からデスボが出たときは3度見くらいした。メイクと衣装で超印象変わるので見分けに一番苦労した
💜紫月レンゲ:担当紫なのも相まって水銀燈っぽい…!ステージや写真だとミステリアス美人なのに、対面だと動きから対応からすべてが可愛いの塊。コミュ力かなり高いと思う
🤍珖夜ゼラ:半周年ライブで涙してた子がこうなりますかっていう、アイドルの成長とは何かを教えてくれた存在。ファンの顔と名前をすぐ覚えて把握するヤバい記憶力の持ち主
これ一人だけ推すって…無理じゃない…?
アー写やSNSに流れてる写真って大体修正かかってるので、ライブ配信アーカイブみたいな修正困難な映像を見たりすると全然別人だったりすることがある。それで他のグループだと君写真と違くない?と思うのがしばしばあったのだが、マーキュロは全員実物との印象差があまり無かった。
つまり顔がいい。
彼女らのビジュアルの良さって、輪郭、鼻、人中、顎、といった頭蓋骨依存パーツの形の良さと配置バランスが整っている所にある。この4点は特にメイクでの操作が困難な部分で、逆に目が一番メイクで操作しやすい。
土台が整ってるから女装も男装も合ってしまうわけですな。
終盤で全員男装してるMV:
元ネタの存在
ゼラって名前にはなんか聞き覚えがあった。
……なんだっけ…あ!
ライチ光クラブだ~~~!!!!
いや懐かしい。古屋兎丸先生の漫画版がすごい人気で、私も読んで漏れなくハマったわ…。漫画版は1985年の東京グランギニョルの舞台が原作なのだが、タイトルに☆があるのは古屋兎丸版、無いのが東京GG版だったりする。
漫画版は色々とメディアミックス展開されて、ミュージカルや映画になってるし、HAKUEIさんが歌ってたりもするので知ってる人は多いと思う。
女性アイドルグループなのに男装の子がセンターなんだ?と思ってたけど、ライチ光クラブが根底にあるならゼラがそうなりますわ。んで途中でカミテが加入してるけど、これもライチがつれてきた黒髪美少女のカノンみたい。原作要素全部そのままはできないだろうから、曲はコンセプトに合わせて今の子向けにしつつ、あの世界観をビジュアルでやってるのかな。
事務所のサークル「ライチ」っていう名前にしろ、「ガラチア」と「マーキュロ」も東京グランギニョルの舞台作品名でもあるんで、影響は受けてそうである。
昔ハマったコンテンツをなぞられてたら気に入るのは当然だ。
予習中に驚いたこと
ヒカセンしぐさでマーキュロのライブ動画や配信アーカイブを全部見たんだけども、驚いたことがあって。
ひととおりMVを見終わってから、この半周年記念ライブアーカイブを見た。
ん?これは…お歌大丈夫か…?って思ってしまった。
録音された歌声っていくらでもいじって調整できるが、こういうライブの、動きながらの歌だと実力がそのまんま出てしまうわけで。ミュージカルで肥えた耳のせいもあるかもだけど、生だとこうなっちゃうか~と、いささか残念に思った。しかし曲が好きな感じだし、アイドルにあるまじき暗めの照明演出とパフォーマンスでビジュアルが強い。
初見時はまだメンバー覚えれてなかったけど、目立つ子がいるな~(後にユウリと判明)くらいの認識で鑑賞。
最後まで見たところでMCで泣いちゃってる子(後にゼラと判明)がいて、気づいたらもらい泣きしてたwwwww動画を遡って彼女を見ると不安定な歌い方してたので、ずっと緊張してたんやろな。彼女に限らずきっとみんなそうだっただろう。大勢の人間に注目されてる前でなんかするってめっちゃ怖いもんな。
んでそのあとに前動画からだいたい半年後になる配信のアーカイブを見た。
全員歌もダンスも上手くなってるんだが…!
音程外したりしてるところはまだあるにしろ、声の安定感が増してすごい聴きやすくなってる。パフォーマンスはより複雑になってて、同じ曲でも暴れ度合が増したりしてる。よくそんな動きながら歌えるなという感じに。音響の違いを加味しても、前の動画と違うのが分かった。
こ~れがアイドルの成長ってやつか~~~~
なるほどねって。すごい納得してしまった。
場数を踏んで慣れていく感じ、FF14の零式みたい。
これは現場で見たらまた違うんだろうなと思ったので、ライブに行ってみることにした。
ライブ参加ルールが謎すぎる件
そもそも女性アイドルというジャンルに接触したのがこれが初なので、右も左も分からず。手がかりを求めて最初に見に行ったのは公式サイトだった。並行してTwitterを。
ゲームやマンガのオタクってなにかやるとき結構説明書き読んでない?
ゲームは最近どれも親切なチュートリアルを備えてるので、誘導に従ってシステムを理解してくと思う。マンガオタクのイベントはくそ長文の注意事項が付き物。ガジェット買った時も説明書には目を通すタイプなもんで、マーキュロの公式サイトとかTwitter見たとき、アクセスしやすい場所にイベントに関する説明が一切なくて困ってしまった。
V系ライブでもチェキがあるから、だいたい同じような感じなんかなあと予想は付いたけど。でもアイドルだから違うかもしれなくて、その確認を事前にしたかったのに説明書きがどこにもないんですわ。私はまだ別ジャンルでの経験があるから予測できたけど、それすら全くない完全な初見だと、この段階で参加を躊躇しかねないのでは…。
来年のZeppに向けてファンを増やしたいなら、公式サイトに初心者向けの説明乗せるのが良いと思うんだよね。SNSだと流れていくので…。
それと、シークレットじゃない方とシークレットの方のプロフ等は内容統一した方がいいと思う。
説明書があるとよさげなリスト
抽選販売受付と先着販売受付の違い
ライブの入場順
ライブ中の禁止事項
物販で何が買えるのか・使える支払い方法
物販で買った特典の利用方法(チェキ参加・注意事項)
招待やスタンプラリーの説明
差し入れやプレゼントのルール
V系みたいにファンの独自ルールなんかもありそうだけど、そこまで気にしてたら行く気が失せるので気にしないことにした。
女性アイドル特有のチケット価格?
イベントスケジュールを見て最初に驚いたのはチケットの価格差だった。優先入場が5000円、一般が1000円、女性500円。女性500円!?よくあるブロック分けでいうとA→B→Cって感じだろうか。
推しの近くに在りたいファンは高い代わりに前の方、認知されたくないファンや様子見の人なら後ろの代わりにお安くっていう棲みわけになってるのは実にいい仕組みだと思う。女性が安いのは女性アイドル全般でそうなってるのかな。
こういう「いい席ほど高い」っていう理は、クソみたいな席にSつけて売ってる界隈にもぜひ見習ってほしいね。
2023/12/23ライブ初参加
予定とチケット販売の都合が合ったのが12/23のサブカルVol.2というマーキュロ主催の対バンライブだった。妹グループが前に2組出るやつらしい。せっかくなので全部見て行こうと思って整理番号通りに会場入りした。
アイドルなので男性ファンが多いかな…でもこのビジュアルだと女性受けしないわけがないしなぁ…と思いながら様子を見てたら、男女比が6:4くらいだった。対バングループファンに男比率高かったから、それで結構薄められてる感じだったが、マーキュロ単体だと5:5か4:6くらいで女性が多いまでありそう。やっぱりそうか~。
衣装はクリスマスコーデだった。このころにはメンバーの顔と名前を憶えていたけど、見慣れない衣装なのですぐ見分けつけられなかった。
周りがパート分けで振ってるサイリウムの色に助けられた。
セットリスト
性少年育成委員会
※毒
人間卒業
(MC)
無稽の啼泣
カラクリドラマ
RED
自殺願書
段差の所を確保できたので、思ってたより見通しが良かった。生演奏ではないのだけど、やっぱり生は違うなあとしみじみ思いながら鑑賞した。
ステージから伝わる音や振動だけじゃなく、周りが振ってるキンブレのきらめきだったり、叫んでる合いの手まですべて含めて生の臨場感だなあと思った。何度もステージに立ってきたメンバーはもちろん、そうして1年近く支えてきたファンがいてこそ今になって私がYouTubeで知れたわけだからマジ感謝だ。
REDの時に回りが一斉にキンブレ赤くしてたのにサビ過ぎくらいでやっと気づいてさ~いや~あれはびっくりした。おお…全体が赤く染まるのめっちゃ綺麗…て感動してたから、気づくまで一人だけ別の色振ってた。次は上手く合わせられるはず。
物販でチェキの洗礼を受ける
終演後は物販・特典会である。レジがそのまま物販の受付兼レジとなり、客席フロアと予備のスペースがチェキ会場となっていた。
フロア出入口と物販レジが至近距離というライブハウスの構造上難点が災いして、並ぶ人と出たい人、フロアに戻る人がわちゃわちゃになって酷い混雑だった。スタッフの手際が悪すぎるのは減点だ。
何が売ってるのか知らないまま何となく並んだので自分の番になってようやく内容を確認できたのだけど、チェキ券だけしか売ってなくて驚いた。V系だとグッズや円盤も並行して売ってることが多かったから、CDあったら買って行こうと思ってたのにw
支払いは現金のみ。
日頃電子決済が9割な身に、現金縛りはキツイ……。かろうじて入ってた諭吉を引っ張り出した。人が多くて何人回れるのか未知数だったので、ユウリとゼラのチェキ券を買った。最初に出会った動画のサムネで映ってた2人だ。
2ショットチェキ券を買って、撮りたいメンバーの列に並ぶ。
列の最後尾になるときは前の人から最後尾札を受け取って代わりに掲げる。
自分の番になったとき2人で映るか、メンバーだけ撮るかを選べる。
撮った後にサインをしてくれるのでその間がトークタイムになる。
という仕組みだとこのとき分かった。チェキを介したこの売り方はファンが少ないV系やアイドル系では鉄板だから、ジャンルが違っても大体の流れは同じのようだ。
サインする枚数が多いほど時間がかかるのでトーク時間も伸びていくように見えたが、ファンの数によっても前後するようだった。1人あたりの時間は2分くらいだろうか?時間が経つと撮影係のスタッフが締めてくる。
「11月末にYouTubeで知って、今日初めて来たんですよ~」という自己紹介をしたと思う。名前は説明しやすいゲーム用の方にした。
これはな~~マジですごい。カメラってレンズによってゆがみが生じるから、撮る方の腕が問われるけれども、撮られる側もメイクやポーズをどうすれば写真で映えるかっていうのを分かってないとこうはならないよ。
もしかするとYouTubeで知って自主的に来たという完全なる新規は珍しいのかもしれない。2人ともとても喜んでいて、こちらもうれしくなった。
チェキ撮影は全員横並びでやってたから、撮影してる様子も見守れてしまうのだが、まあ~全員かわいいこと。ちなみにファンとして並んでる子にもかわいい子が多く、「みんなかわいいな~」と考えてるだけで時間が過ぎていく。かわいいもの好きとしては待ち時間ですら大変目の保養になったのだった。
2023/12/25 ライブ2回目参加
23日の現場体験がよくなかったら以降は現地行かないよ~と、アイドルの事を教えたフレには言っていたものの、とても良かったので25日も迷わず参加していた。
この日は渋谷WOMBというクラブだった。招待で人を連れてくると特典が貰えるというのもやってたみたいで、招待された初見の人も結構いたようだ。2階席もあるのだけど、後ろの方まで人がいた。
WOMBは音がいいというレビューが散見されていたのだが、実際かなり良かったと思う。
23日のライブでやらなかった曲もあり、企画あり…盛りだくさん…ワンマンやばいな。時間と情報量の多さに終始「はわわ…」状態だった。
セットリスト
カラクリドラマ
※毒
責任
喰べたい
(MC)
East Side Kids
デイストオシオン
激情崩壊リテラシー
(MC)
企画コーナー
『7教科学力テスト』
玉砕瓦全
逆夢ドール
制裁
ぬいぐるみ。
『明日も生きよう』
存在証明
ピエロ
罰愛罰愛
REDの赤染めリベンジしたけど含まれてなかった~~~
全体的に曲調がすごいV系馴染みあるな~とふんわり考えてたのだが、Pop’n’Roll編集長と語る「ギターがカッコいいアイドルソング2023」20選でその核心を突くことが書かれていて謎が解けた。マーキュロは女性向けアイドルなのだ。だから曲もコンセプトも女性に向いてるし、TikTokとInstagramの運用してるし、常に男装が1~2人いて、その時々のテーマによっては全員男装もすると。
そういえば昔男装女子グループいたなあ…
THE HOOPERSが出たころボーイフレンド(仮)に少し関わってたが、2015~2017年はゲーム市場の男性アイドル黎明期だったから、こういうアイドルも需要があったんじゃないかと思う。
今は男性向けアイドルって2次元も3次元もレッドオーシャンだろうけど、女子向けのそれもV系や病み系が好きそうなところはまだブルーだろうし…とても目の付け所がいいのでは?女オタクの方が金払いがいいしね。
今年ホロライブ(女性VTuberタレントしかいない事務所)が火威青出したのも、アイドル同様に男性向けVTuberがレッドオーシャンになりすぎたからなのかもしれない。
最後にワンマンツアー追加公演の発表があって、締めの東京がZeppだった。フロアからはどよめきと歓声が上がった。それもそのはず、Zeppはキャパ2500人だから、単純計算でWOMBの5倍なのである。
この時私は、映像を見て、周りが沸いてるのを聞きながら、とてもひさしぶりに推したアーティストが広い会場を使う発表を聞いて胸が熱くなる感覚を覚えたのだった。
それで、アイドルゲームにもライブ会場がデカくなっていくのがさらっと盛り込まれてたな!というのを思い出した。
そうだ成長要素だ。これもまたアイドルの成長要素なのだ…
3時間半耐久チェキ
この日はライブ終演後の21:00~21:45と、会場移動後10:30~に特典会が開催された。ワンマンな上に東京初の6代目衣装だったこともあって皆頭が沸いたのか、並ぶ人が多かった。私も当然並んだ。全然列が終わらなかった。
待っている間、終電に間に合わないとあきらめて帰る子を何人も見た。中には終電なくなったから今日はどっかで泊まると豪語してる人もいた。ファンそれぞれに人生ドラマがあって、それがふとした瞬間に垣間見れるのが面白い。
自分は最悪徒歩でも帰れるし、全員回ると心に決めていたので、最後まで残ってみたのだが…
1回目のライブの時に撮影した2人をラストにした。先にユウリ列に並ぼうとしたら外に伸びてたもので、ちょっと並んだだけでも寒くてこれはアカンとゼラ列に移動したわけですよ。それで撮り終わっていざラスト~とユウリ列行こうとしたら終わってて崩れ落ちそうになった。無念。ただただ無念。
返金された2000円はタクシー代になった。
結果は3時間半で6人撮影。
それでもガチャよりは溶かすの遅いけど
自重しないとな~って。思った。
3回目ライブ参加
2023/12/29の昼間「アブノーマル★倶楽部 Vol.31.5 振り講座編」に参加で3回目。
整理番号はB70とかなり遅かったが、中入ってみたら柵前から2~3列くらいしか人がいなくて、会場間違えたのかと焦った。チケット大量に買うタイプのファンもいるのだろうか?物販寄ってからその時点で一番後ろだった3~4列目くらいに立ってたと思う。
振り講座とは???ってミリしらだったんだけども、メンバーコーデのラフな衣装(薄着可愛い)で振り付けのポイントをレクチャーしてくれるという内容。歌の時々で同じ動きしてるファンがいるのはこうやって教えてるからか~とまた一つかしこくなった。
物販は前回辛酸を舐めたユウリ列から並んだ。ゼラ列→キル列と回ったところで時間切れ。資金的には余裕でも時間が許してくれないのが箱推しのつらい所である。とはいえ、箱推し優先枠作られたらそれはそれで破産しそうなのが悩ましい。
垣間見えた残酷な現実
チェキの回り方も大体分かってきて、最初の方に陣取れたら一番列が長くなりそうなメンバーから回り、そうでなければ、列の短いメンバーを優先して並ぶのが効率よさそうだと考えていた。
Instax miniのフィルム価格は大体1枚80円だから、2000円で売った時の収益は約1900円でかなり利率が良い。すごくいい商売ではあるんだけれども、列の長さとチェキ券の数でメンバーそれぞれについてるファンの量が明確に数字で見えちゃうのは残酷なシステムだなと思った。
〆時間に近づくほど列が切れた時点で終了となる。列を切らさないために何度もファンがチェキ券を追加購入して並ぶこともあるようだった。ファンと演者双方のモチベーションに繋がればそれに越したことはないけど、こんな現実何度も突き付けられたら病んでしまいそうだ…。
セットリスト
デイストオシオン
玉砕瓦全
(MC)
玉砕瓦全
逆夢ドール
(MC)
逆夢ドール
喰ベタイ
(MC)
喰ベタイ
※毒
4回目ライブ参加
2023/12/29夜間のSHIBUYA-REX presents. 「二転三転 x FREE FOR ALL x ユメノツヅキ」に参加で4回目。午前中からずっとやってるライブイベントで、ほとんどV系な所にアイドルが混じるという異色の対バン。客層もほとんどバンギャでなんとも馴染みのある感じ。出番30分前くらいに着いて中央柵付近にいたんだけど、前のキャストとの入れ替わりでかなり大きく人が動いたもので、あっという間に前の方へ押し込まれてしまった。
この回は白地に赤血痕の5代目衣装。そう私がYouTubeで初めて目にしたマーキュロの衣装である。3回目のチェキの時に聞いてはいたんだけど、生で見ると良さが違う~と感無量だった。V系多めという場に合わせてかバチバチにメイク濃くしてあるし、照明もアイドルにあるまじきダークな色合い。初見のバンギャにはどう見えたのだろう。
みんな良いしパートに合わせて色出せないかなあ…等と思いつつキンブレの色ころころ変えてたのだが、後のチェキで回ってる時にそれを言い当てられてヒェッとなった。
アイドルを見る時、アイドルもまたこちらを見ているのだ…。
脳内ニーチェがドヤ顔しながら言う様子が浮かんだ。
これは…7色バルログしかない…のか…?
2次元アイドル界隈だと公式で専用サイリウム出てるくらいバルログスタイルはメジャーなんだけど、マーキュロだと多色いても大体2色だし、バルログしてても単色だしで、7色バルログしたらクソ目立ちそ~~~~😂
1~2本でも結構眩しいのに、7本は自分が辛くなりそうだ。
いっそ何も持たない方が平和なのかもしれない…。
セットリスト
逆夢ドール
絶望セカイ
制裁
人間卒業
ピエロ
箱推しチェキリベンジ達成
終演後20時から別ビルで特典会が開催されたのだが、これがびっくりするくらい普通の会議室で、列が机と机の間にしか作れないもんだからかなりのぎゅうぎゅう詰めになっていた。対バンだからというのもあったのだろうけど、25日と比べると人が少なかったのが幸いして、制限1.5時間でギリギリ全員回ることができた。
チェキ会のいいところはファンと戯れてるメンバーが可愛いこと、推しを目の前にしてるファンからも生体エネルギーが放出されており、パワースポットみたいになってるところである。他人の生気を吸える場として今チェキ会が熱いっていう妖怪作品描けそう。
最初に覚えたものを親としてついていく習性のオタクなので、やはり5代目衣装はよかった。間近に立ってみなければ、心臓位置にデカい血痕が付いてることに気が付けなかったかもしれない。
全員褒め倒せた満足感…priceless。
チェキで話しかける度みんなが名前を覚えようとしてくれるのがエモい。
ゲーム脳なので「恋愛ゲームでパラメータ調整してるみたいだなあ」などと思ってしまうのだけど、メンバーごとにその覚え方が違うことを知れるのは全員回る良さかもしれない。まあ顔と名前覚えられたいなら覚えられるまで通うのが礼儀ってやつだし、毎回認識されてない前提で声かけるようにしてるので、思い出せなくても気にしないで欲しいと思ってる。
ラスト7人目のユウリ列で最後尾札持ってた時、正面にいたレンゲちゃんと目が合って少々戯れてしまい…オウフ…かわいいでござる…今のポーズ写真に欲しいですなデュフフ…と脳内キモオタが起床しまして、撮影後によーしお願いしにいこ~といそいそレジ行ったら販売締め切られててだめだった。オ~ン…
帰り際、エレベーター前で生誕祭のカンパ募集してたから少し入れておいた。その募集をしてたのも女の子であった。
妹もこれやってたなー。
転がり落ちた沼の中から
色々な沼に浸かってきたけど、女性アイドルもまた面白い沼だった。
感想は「見てて飽きない」これに尽きる。
課金額は他のコンテンツとの兼ね合いもあるからこのペースをずっと維持することはできないと思うし、新たな沼に転がり落ちて追えなくなることだってあるかもしれない。それでも目に届いてるうちは出来る範囲で応援していきたいなあと思った。