「人手が足りない」から「労働投入量が足りない」へ
「延週間就業時間」とは、総務省によると、
「従業者の週間就業時間の総数」とのこと。
つまり、1週間にどれだけの時間働いたかの合計。
働く人が増えているのに、働く時間との差が開き続けている。
同じ「人手」じゃなくなっている。
加えて、昨今は、働き方が多様になってきている。
副業も認められつつあり、時短勤務も普通の時代。
少子高齢化も進む。人口減少は確実に進む。
働き手は必ず減る。
これまでの延長線で物事を考えるのは、
そろそろ限界が来ているのだろう。
ChatGPTも助けてくれる時代。人が全てではない。
ましてや、海外から来てくれる人々を拒む必要などない。
学校も、「人手が足りない」と常に言われているが、
本当にそうなのだろうか。疑ってみる余地はある。
就業時間は減らさないといけないが、
教員定数の増加はあまり見込めない。
それでも学校経営をしていこうと思うなら、
まずは業務の精選をするとともに、
それを組織的に行っていくための
強いリーダーシップが必要なのだと思う。