田中角栄 100の言葉(別冊宝島編集部、2015) 4 おにぎり 2024年5月24日 04:21 仕事をするということは文句を言われるということだ。ほめられるために一番良いのは仕事をしないこと。しかしそれでは政治家はつとまらない。批判を恐れずやれ。人間はそれぞれ「ものさし」がある。相手の「ものさし」に合わせて十分考えないと失敗するぞ。相手の目を見て大きな声できちんと話せ。キョロキョロとして相手の目を見ないのはダメだ。 声が小さいのは信用されない。企業の社長になったら、できるだけ早く大きな仕事をやるべきだ。「熟慮断行」もヘチマもない。「待てば海路の日和」では、とても大きな仕事などできない。人から受けた恩を忘れてはならない。必ず恩返しをしろ。ただ、これみよがしに「お礼に参上した」とやってはいけない。相手が困ったとき、遠くから、慎み深く返してやるんだ。人生で重要なのは「間」だ。イノシシのように一本調子なのはうまくいかない。よく人間を観察しなければならない。相手が立てなくなるまでやっつければ、敵方の遺恨は去らない。徹底的に論破してしまっては相手が救われない。土俵際には追い詰めるが、土俵の外に押し出す必要はない。 ダウンロード copy いいなと思ったら応援しよう! チップで応援する #仕事 #人間 #相手 #田中角栄 #土俵 4