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まったく後悔のない生き方など、きっと、ありはしないのだ。

生徒との面談の中で、出てきた本です。
「児童文学だけど本当に面白い!」と熱弁する彼女に後押しされ、
息子と行った図書館で借りてみました。

本当に面白い。児童文学だからと侮るなかれ。
素敵な言葉が随所にちりばめられていましたが、
とりわけ、最後の締めの言葉があまりにも心に響いたので、紹介します。

なぜ、ととうてもわからないなにかが、とつぜん、自分をとりまく世界をかえてしまう。
それでも、そのかわってしまった世界のなかで、もがきながら、ひっしに生きていくしかないのだ。
だれしもが、自分らしい、もがき方で生きぬいていく。
まったく後悔のない生き方など、きっと、ありはしないのだ。

P.325


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