”立派なダウン症”とお墨付きをもらった話と謎の呪文
第4子を加えての新たな生活が始まった。(この時はまだ”疑い”だったのだが)最初の頃は初めて接するダウン症の子どもということで、親の方は妙に力んだり緊張していたかもしれない。息子が退院した春には長男が高校入学、長女が小学3年生に進級、次男が小学校入学と、上の子ども達もそれぞれ新しい道を進み始めていた。特に初めて”お兄ちゃん”となる次男は初めての弟に興味津々だ。学校に行く前や帰宅した時には必ず末っ子のもとに駆け寄り、顔を見るのが新たな日課となっていた。思春期真っただ中の長男も母